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市長コラム内和外順 2018年4月号
高知市広報「あかるいまち」より
LS北見(ロコ・ソラーレ)
日本の選手たちが躍動したオリンピック。皆さんもテレビの前で応援されたと思います。
大活躍した日本選手団は、冬季オリンピックでは過去最高となる金4個、銀5個、銅4個のメダルを獲得しました。
印象に残る名勝負も多く、羽生選手の圧巻の演技や、小平奈緒選手と韓国の英雄・選手とのスピード対決など、歴史に残る大会になりました。
なかでも、高知市と32年来の姉妹都市である北見市の町出身の選手たちで結成したLS北見(ロコ・ソラーレ)が、日本代表のカーリングチームとして出場し、人気を呼びました。
チーム名の「ロコ」は「常呂っ子」のロコ、ソラーレはイタリア語で「太陽」、「太陽のように輝け、常呂っ子」とも読めます。
北海道網走の近くにある旧常呂町と佐川町とは古くからの姉妹都市であり、旧常呂町と北見市が合併し、現在は高知市とも姉妹都市です。
常呂町出身の有名な本橋麻里選手(愛称マリリン)が、世界で活躍できる地元カーリングチームを創設するという意志を貫き、すばらしいチームをつくりました。
地元チームを結成後、なかなか日本選手権で優勝できないなかで、司令塔である本橋選手はチームが勝つために「スキップ」の地位を下りて、名手・藤澤選手にその役割を譲ります。
この交代が成功し、LS北見は日本を代表するチームに成長します。
常呂町で小さいころから共に育ち、カーリングで築いた絆が、オリンピックでの銅メダルという見事な花を咲かせました。 LS北見、おめでとう。
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※このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「市長コラム 内和外順」のコーナーを再掲したものです。