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市長コラム内和外順 2019年5月号

市長コラム 内和外順 高知市広報「あかるいまち」より

ようこそ!市長室へ

令和元年

コラムイラスト  この5月から、「令和元年」がスタートします。

 振り返ってみますと、昭和64年1月7日で昭和の時代が終わり、翌1月8日から平成元年が始まりました。

 くしくも、高知市は平成元年4月1日に市制施行100周年を迎えていますので、100周年記念とともに平成時代が幕を明けたことになります。

 そして、平成31年4月1日に、高知市制は130周年を迎えています。

 市制100周年で平成が始まり、市制130周年のまさに節目の年に、再び新しい時代の「令和元年」を迎えることとなり、感慨深いものがあります。

 新元号の「令和」は多くの人々に好感を持たれているようです。出典は、初めて日本の万葉集から採用されたこともあり、「日本の文化の薫り」を強く感じる新元号となりました。

 「令」にはいろいろな意味がありますが、万葉集で歌われている「令月」は旧暦の2月のことで、「すべて物事を行うのに良き月」という意味があるそうです。

 「令」は、令嬢や令息などの用語にも用いられる、いい意味を持っています。

 平和や調和などをイメージする「和」と組み合わせたことにより、文化の薫りが高く、柔らかい印象を持つ元号となり、多様性が尊重される現代にふさわしい元号になったのではないでしょうか。

 新しい「令和」の時代が、災害のない、平和と人々の共生につながる素晴らしい時代になるといいですね。

 

市長サイン

 

 

 

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※このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「市長コラム 内和外順」のコーナーを再掲したものです。