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市長コラム内和外順 2019年8月号
高知市広報「あかるいまち」より
オーテピア・祝百万人来館
昨年7月24日にオープンしたオーテピアが7月2日に、来館者数・百万人の大台を達成しました。
1年前に、尾崎高知県知事をはじめとする関係者の皆さまとともにオープニング式典を行い、その後、多くの市民・県民の皆さまに支えられ、順調に来館者数を重ね、百万人を迎えることができ、心から感謝申し上げます。
ご承知のとおり、この地には141年の伝統を誇る追手前小学校がありましたので、同校の存続を強く願っていた在校生の子どもたちや保護者、多くの卒業生の皆さまに、改めまして深く敬意と感謝を申し上げます。
旧・追手前小学校と旧・新堀小学校の統合を高知市議会でお認めいただいたのが、平成20年12月議会でありました。
その議決を受けまして、平成22年から、全国で初めてとなる県立・市立の両図書館の合築に向けてさまざまな議論が重ねられ、足掛け8年の歳月をかけて、昨年7月に開館を迎えました。
オーテピアは、1階ロビーの正面にある「高知声と点字の図書館」、そして中国四国地域で最大規模を誇る合築の「オーテピア高知図書館」、子どもたちやファミリー層に大人気の「高知みらい科学館」があり、毎日来館者の楽しそうな声が聞こえ、この地で開館できて本当に良かったと感謝しています。
江戸時代には、この近くに土佐藩の学校「教授館(こうじゅかん)」があったそうですが、まさにオーテピアは令和の新時代における「知の拠点」となりました。
このオーテピアの地から、世界に飛び立つ多くの人材が育っていくといいですね。
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※このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「市長コラム 内和外順」のコーナーを再掲したものです。