市長コラム内和外順　2020年3月号

2012年に新庁舎建設の基本方針を立ててから約8年間をかけまして、この2月3日から総合庁舎としての新庁舎が動き始めました。

1階ロビーには県産材の杉をフローリングに加工して敷き詰めていますので、明るく、木の香りに包まれた、お客さまを温かく包み込むフロアとなっています。また、県産の16種類の木材を活用して柱に組み込んでおり、内部の色彩も、市章の色のえんじ色を中心に統一感を出しています。

子育てに関します3階フロアには、子どもさんが遊ぶためのキッズスペースも設けています。

正面入り口を入り、階段を2階に進むと、2階フロアの東南のコーナーには「せんだんの木」と名付けられたレストランがオープンし、開庁日の11時から14時まで営業しており、「現代の名工」島田和幸シェフの監修による、土佐の食材をふんだんに使ったビュッフェ形式のランチが提供され、多くのお客さまにご好評をいただいています。

新庁舎1階の北東には、コンビニエンスストアがオープンし、高知商業高校生と（株）サンプラザが共同開発した商品や、夢産地とさやま開発公社が生産しているパンチの効いた「土佐山ジンジャーエール」も販売するなど、特産品のPRにも支援をいただいております。

私たちが大事にしなければならないことは、市民の皆さんに、この新庁舎にふさわしいサービスを提供していくことですので、職員一同さらに努力してまいります。

この新庁舎は、災害時には総合あんしんセンターと共に、重要な防災拠点となり、災害対応には万全を期してまいりますので、よろしくお願いいたします。