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市長コラム内和外順 2020年6月号
高知市広報「あかるいまち」より
新型コロナ対策
新型コロナウイルス感染については、5月連休明けの現況を見ると、高知県内において、4月30日以降、1週間新しい感染者がでなかった状況を受けて、本県においては、5月7日から各業種の休業要請などを解除し、段階的に平常に戻すこととなりました。
本市においても、外出の自粛やカラオケボックスなどへの休業要請、飲食店等における営業時間短縮の協力要請については、7日に解除となりました。
一方で、大規模なイベントなどについては、5月末まで開催を自粛することと併せて、感染予防のために、「生活様式(生活スタイル)」を変えていくことが提唱されています。
新型コロナウイルスと構造が似ているとされるSARS(サーズ)は、2002年11月から2003年7月まで、東南アジアなどを中心に猛威を振るいましたが、夏場に入ると急速に感染がなくなりました。
その要因は、よく分かっていないようですが、現在の新型コロナウイルスの感染状況を見ると、気温の高いシンガポールなどでも猛威を振るっていますので、季節に関係なく、流行する可能性があります。
コロナウイルスは非常に不可解なウイルスであり、構造が変異することもあるといわれています。
感染予防を徹底するためには、当面はこれまでの生活スタイルを見直し、特に宴席や酒席の場では、お客さま同士が密着せず、しばらくの間は、献杯・返杯はしないようにお願いいたします。
(1)三つの「密」を避ける(2)手洗いや手指の消毒(3)できる限りの空気の換気、この徹底をお願いいたします。
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※このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「市長コラム 内和外順」のコーナーを再掲したものです。