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市長コラム内和外順 2020年10月号
高知市広報「あかるいまち」より
よさこい・ウィズ・コロナ
ことしの3月から始まった新型コロナウイルスの感染拡大によって、全国の「よさこい祭り」の多くが中止となりました。
札幌市のYOSAKOIソーラン祭りは、ことし6月10日~14日に開催される予定でしたが、4月に早々と中止が決定されました。
その後も各地のよさこい祭りが続々と中止になり、本市の「第67回よさこい祭り」も感染拡大を受けて、4月27日に中止が決定されました。特に、私も第一回目から立ち上げに関わってきた原宿スーパーよさこいは、第20回の記念大会でもあり、本来であれば2020東京オリンピック、明治神宮鎮座百年祭とも重なり、盛大な記念大会を期待していましたが、残念ながら中止となりました。
「ことしは寂しい夏だね」という声を多く聞きますが、一方で、落ち込んでばかりもいられませんので、この8月には、ネット上での、よさこいの配信が盛り上がりました。
高知の有名連の有志の先生方が立ち上げた「よさこい8(エイト)」や、チームの若いメンバーたちが立ち上げた、みんよさ「みんなでよさこいプロジェクト」など、本番で踊れないなら、インターネットでよさこいを盛り上げようという取り組みが広がっています。
全国のよさこいの仲間たちは、「来年は絶対やりたい」という熱い思いを強く持っています。
ウィズコロナの時代の中で、よさこいの練習時のソーシャルディスタンスの取り方や、ステージ踊り、また、市街地での流し踊りなど、観覧客の誘導の仕方も含めて、具体的な感染予防対策を検証し、コロナ時代における「よさこい祭り」の新しいガイドラインを検討していく必要があると思っています。
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※このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「市長コラム 内和外順」のコーナーを再掲したものです。