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市長コラム内和外順 2022年03月号
高知市広報「あかるいまち」より
小児用コロナワクチン
1月下旬から、新型コロナウイルス・オミクロン株の猛威が止まらず、感染が急拡大しています。
今回の第六波の最大の特徴は、(1)感染するスピードが極端に早い。(2)子どもたちも感染拡大に巻き込まれている。ことが特徴です。
重症になる割合が低いとはいえ、感染スピードが早すぎ、ホテル療養も空室の調整がつきにくく、無症状の場合には、自宅療養が原則となったため、自宅療養者が県全体で千人近くにまでなりました。加えて、子どもたちの感染急拡大に伴い、市内の保育所等の児童施設で休園が相次ぎ、市内の小・中学校でも休校が続きました。
1月21日には、ファイザー社製の小児用ワクチンが緊急的に薬事承認され、5歳から11歳までの年齢層のワクチン接種の準備が始まりました。
小児用ワクチンの接種は2回接種を行う必要があり、3週間の間隔を空けて2回の接種を行います。保護者の同伴が必要であり、小児科の先生を中心に医師会等にご協力をいただき、希望される子どもさんに接種することとなります。
子どもさんや保護者の方に、ワクチンの有効性と安全性について丁寧に説明をした上で、希望をされる方に接種します。
11歳以下の小児へのワクチン接種が進むことにより、重症患者の発生を抑制するとともに、全体の感染者数の減少につながることも期待されています。
高知市におきましても、県市の医師会の皆さまを始め、医療機関と十分に協力しながら、万全の体制を取って準備してまいります。
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※このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「市長コラム 内和外順」のコーナーを再掲したものです。