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市長コラム内和外順 2023年7月号
高知市広報「あかるいまち」より
木村会館リニューアル
本年6月1日に旭地区のコミュニティ拠点である「木村会館」が、リニューアルオープンしました。
木村会館は、当時の岩崎家が経営する「三菱合資会社」(現在の三菱グループ)の総理事を務めた旭出身の「木村久寿弥太」氏から、現金1万5,000円の多額の寄付を頂き、昭和12年3月に現位置に創立されたものです。
設立当初から、地域の人々の交流拠点として広く利用されていましたが、その後、初代の建物が老朽化したために、昭和55年3月に大規模な増改築を行いました。
第二代目となる鉄筋コンクリート3階建ての木村会館に改築され、40年以上にわたり、旭地区のまちづくりの拠点として、社会福祉活動、社会教育活動、防災拠点として、幅広くご利用いただきました。
この増改築からさらに40年以上が経過し、耐震性の不足が判明したため、令和4年から大規模改修を行い、耐震補強を加えた第三代目の木村会館として、6月1日からリニューアルオープンしています。
早い段階から長年にわたり、改築の強いご要望をいただいていた地元の皆さまには大変お待たせいたしました。
新しい木村会館は、ホールや図書館なども随分と使い勝手が良くなり、見違えるように生まれ変わりました。
木村久寿弥太氏の故郷を思う温かい志を大切にしながら、地域活動拠点として積極的に利用されると幸いです。
関係されました全ての皆さまに感謝を申し上げます。
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※このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「市長コラム 内和外順」のコーナーを再掲したものです。