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本文

令和元年5月22日 市長定例記者会見

会見項目

  1. ラグビーワールドカップ2019(TM)日本大会に向けて

  2. 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて

  3. 高知赤十字病院移転開院の関連事業

※報告:平成から令和へ 大型連休の総括

配布資料

会見内容

1. ラグビーワールドカップ2019(TM)日本大会に向けて

 2019年のラグビーワールドカップ(TM)が近づいてきておりますので,その(関連の動きについて)ご報告をしたいと思いますが,県市でトンガ王国の誘致の働きかけを行いまして,資料にもありますように,市からトンガ王国へ高知のパッカー車を寄贈したり,また,今年の2月には横浜小学校におきまして,トンガの異文化ラグビー体験教室を開催いたしまして,子どもたちも非常に喜んでおりました。また,高知中央高校にはトンガからの留学生が来ておりまして,その中央高校の留学生の生徒さんにも参加していただき,非常に良い交流が図られているところです。今般のラグビーワールドカップの事前合宿ですけれども,9月9から13日まで,県立春野運動公園において行うことになっておりますので,その間,いろいろな機会があれば,トンガとの文化を含めた交流ということを準備をしていきたいと考えております。チケットの売り出しが既にありまして,(トンガの)初戦は予選から始まりますけれども,9月22日の札幌(ドームでのイングランド戦)から始まりますので,また県市で相談しながら,どこかで応援することも考えていく必要があると考えております。

2. 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて

 2020年のオリンピック・パラリンピックが近づいてきておりまして,それぞれのチームによる高知県内での合宿も順次決まってきております。高知市の東部総合運動場は,夏場は50mプール,25mプールを併設したプール仕様になりますので,過日,シンガポールの水泳のチームから,2020年のオリンピックに向けたチームシンガポールとしての事前合宿の申し入れがきましたので,この受け入れをしたいと考えております。(東京オリンピックの)1年前の今年は,韓国の光州で世界水泳の選手権大会がありますので,7月7日から16日まで,シンガポールの水泳チームの事前合宿を行うという話が入ってきました。これが来年のオリンピックに繋がっていくと思っておりますので,受け入れる準備をしております。まだ確定ではありませんが,リオ五輪の競泳バタフライで金メダルを獲得したスクーリングという選手がいまして,その選手が来高できるのかどうかということも,今協議中ですので,我々も体制をしっかり整えて受け入れをしたいと考えているところです。

 なお,ソフトボール,陸上のリレー関係等ですが,4月から5月にかけまして,チェコ,ポーランド,これは世界リレーの2019横浜大会の事前合宿としても受け入れておりますので,これを2020年のオリンピックに繋げていきたいと思っております。

 また,この資料の中には入れていないのですが,2020年のオリンピックで活躍が予想される高知県の選手ですけれども,一人は,高知市出身の山中(やまなか)詩乃(しの)さん。近代五種種目で,自衛隊の体育学校に進学しまして,現在自衛隊に所属していますが,彼女は高知市出身でして,後援会の発足を6月8日に行うことになりました。6月8日の土曜日6時から城西館で行われます。もう1人は,この間も(5月19日に大阪市で開催された陸上日本選手権の)1万メートルで優勝された鍋島(なべしま)莉奈(りな)さん。この方は須崎市のご出身で,須崎中,山田高校,鹿児島の鹿屋体育大学を出て,今は日本郵政(グループ女子陸上部)のキャプテンを務めていまして,彼女は5,000メートルも強いのですが,1万メートルで優勝しまして,世界選手権の参加標準記録を突破しました。お二人とも(県立)山田高校出身なので,山田高校の関係者が中心となりまして,6月8日に,山中詩乃さんと鍋島莉奈さんの後援会の発足を行うことが決まりましたので,私も参加したいと考えております。

 また,2020年のパラリンピックでの活躍が予想されますのが,リオでも活躍した池(いけ)透(ゆき)暢(のぶ)選手,車いすラグビー競技です。前回(リオパラリンピック)の時はキャプテンだったかと思いますが,今はアメリカのリーグで活躍していますけれども,車いすラグビーの魅力というのが,リオで非常に分かったかと思いますので,人気があるチームですので,彼の活躍にも期待したいです。2020年に活躍しそうな高知県の選手は,今現在この3人ということになっていますが,まだ出てくる可能性もありますので,応援をしていきたいと思います。

 それと,2020のオリンピック・パラリンピックに向けまして,よさこいをぜひ入れたいということで,県市で,また全国のよさこいの主催者と組みまして,『2020よさこいで応援プロジェクト実行委員会』というものを結成をして働きかけをしています。現在,北海道から九州までの91団体が賛同してきておりますので,なお働きかけを今後も積極的に続けていきたいと思っております。その一環ですけれども,今年の8月24から8月25日に,原宿のスーパーよさこいがありますので,高知市役所の正調チームを派遣する予定になっております。正調一本で50年以上踊っているチームというのは,全国でも高知市役所チームだけですので,正調の原点をぜひ見せたいということで,原宿で踊る予定で準備を進めております。

3. 高知赤十字病院移転開院の関連事業

 日赤(高知赤十字病院)が,5月7日,10連休の翌日に正式にオープンをいたしました(開院は5月6日で,外来診療の開始が5月7日)。引越もありましたので,大変入念な訓練をしておりましたが,無事に入院患者の引越もできましたので,5月7日からオープンをしております。すぐ隣に北消防署が南側にありますので,救急隊のスキルアップのために,日赤病院1階の救急救命センターがあるのですが,そこを使用させていただきながら,ワークステーション研修を実施をしていただけるようになりました。これは原則週1回,ほぼ毎週やることになっていますが,どういう研修かと言いますと,救急車とともに救急隊員3名から4名が日赤に入りまして,ドクターの指導に基づいて,救急の場合の応急処置の実地研修を受けるというものになっておりますので,非常にスキルは高まると思います。週1回,日赤のセンターに入りますので,(救急ワークステーションに救急隊が派遣されている際の)救急出動は,日赤から直接出動します。場合によりましては,日赤の医師が同乗したうえで出動するということになりますので,非常にレベルは高まると思います。こういうことが災害時の円滑な対応を含めて,実践的な訓練になると考えております。

 なお,新病院の開設に合わせまして,れんけいこうち広域都市圏の34市町村プラス高知県にとっては,全体の災害拠点病院としての機能の確立ということもありますので,財政的な支援も行ったところでもあります。

報告:平成から令和へ 大型連休の総括

 報告ですが,(4月27日から5月6日は)初めての10連休になりました。(高知市海岸沿いの)花海道を含めて大混雑になるのではないかと心配しておりましたが,結果的には分散をいたしましたので,花海道も,スムーズに流れるようにピストン輸送をしましたので,何時間も花海道で待つということは避けられました。県も発表していましたが,我々はいつも桂浜の駐車場の入り込みで,だいたいどのくらい増えているかというのを見ていますが,(対前年比)131%,だいたい3割増しということになっています。高知県の関連施設をみましても,室戸市の廃校水族館だけが突出していましたけれども,だいたい平均的にいうと3割から4割程度の入り込み増ということになっておりました。ただ,10連休は高知市内の旅館・ホテルの多くが満室でして,今の(観光客の)方々はレンタカーを予約しますので,高知の中央部におけますレンタカーが全然無い状況で,わざわざ(四万十市)中村までレンタカーを借りに行った観光客もおられたという報告も受けています。

 なお,令和元年の5月1日に,新しい天皇皇后陛下が即位されましたが,5月1日の婚姻届(の受領件数)は162件で,(1日で)1か月分近い婚姻届が出されたと聞いておりますが,雨でしたのでご迷惑をかけましたけれども,こういうこともあったということです。

 

私からの説明は以上です。 

質疑応答

■質疑応答

(記者)

 今日は令和初めての市長会見ということで,元号が今回令和に変わったということで,より良い時代に,と皆さん思っていますが,現実はそう甘くはない訳で,具体的に言えば,今後の令和の年表をめくっていくと,2024年の終わりには800万人いる団塊の世代の人達が全員75歳以上になります。2042年には高齢者人口がピークを迎えます。すなわち,これから数十年間で,私たちは超高齢化の荒波を受け継ぐことになる訳なのですが,高知も例外ではありません。人口減少のスピードでいえば,全国より深刻かもしれません。こうした,これから人口減少社会が予想される中,我々,昭和の人間はいなくなるのですけれども,これから令和の時代に産まれる子どもたち,あるいは,これから高知を支える若い人たちに,どのようなまちを残していくか,その辺の話を,具体性がなくてもよろしいので,ご主観も含めてちょっとお伺いできればと思います。よろしくお願いします。

(市長)

 平成は先の天皇陛下もおっしゃられておりましたが,戦争のない平和な時代ではあったけれども,災害が多い時代であったと振り返られておりました。私たちも同じ認識を持っております。令和の時代に入りまして,災害が来ないことを,やはりすべての人々が祈っていると思いますけれども,実際には来るかと思いますので,行政としては万全の体制をとっていきたいと思います。国の方も,2025年問題をここ数年クローズアップしていますが,2025年になると,日本でいちばん人口が多い団塊の世代が全て75歳以上に入ります。もうひとつ,国は,2020年と2040年の人口比較を出してきていまして,この20年間で稼働年齢層が1,000万人も減りますので(参考:総務省「自治体戦略2040構想研究会」資料では,2015年から2040年で1,751万人減少すると想定されている),人手不足がさらに厳しくなるということと,社会保障の支え手がいなくなるということを意識して出してきていると思います。そういう意味で,令和元年から令和5年位までの社会保障改革というのが非常に焦点にもなりますし,どれだけ対応できることを準備できるかということが,ひとつの大きな課題になると思います。

 高知県,高知市の人口はゆるやかに減少しているのですが,高知県の人口は今,毎年7,000人~7,500人減ってきていまして,四国全体の人口で言った方がわかりやすいと思いますが,今,四国4県の人口というのが,基本的にいうと今の横浜市の人口とほぼ匹敵していまして,4県でだいたい400万人でしたけれども,今は380万人ぐらいになっています(2018年10月1日時点で375万6千人)。神奈川県横浜市の人口が約370万人ですから,四国4県トータルの人口と横浜市の人口はほぼ匹敵しているという状況です。横浜市が多すぎるのですけれどもね,ある意味。そういう中で,人口減少はさらに厳しいラインに入ると思いますので,やはり地域の継続的な運営というのが非常に大きな柱になっていくと思います。人口が減るなかで経済成長を進めていくというモデル的な事業については,高知県が今成長していますので,その方向は間違っていないと思います。

 出生率は県が1.56,高知市が1.54で1.6を当面の目標にしていますので,そこに向かって回復しつつあります。ただ,男性・女性年代別の人口の転出をかなり詳細に分析していますが,20代の転出がやはり増えていて,特に女性の方々の転出が増えていますので,出生率は改善してきていますが,子どもさんが産まれる人数でみるとかなり落ちてきていまして,だいたい2,600人前後,年間で子どもさんが産まれていたのですが,平成30年には2,400人位まで下がってきましたので,大幅に出生数が下がってきました。たぶん背景には,女性の転出があると思いますので,知事もそうですけれども,我々も社会減を,転入転出をプラスマイナスゼロにすることを目指しています。そういう中では,人の流れを新たに作っていかないといけけませんので,CCRCを含めまして,移住また定住,Uターン対策をさらに精力的に進めていきたいと考えております。ちょうど(高知市)総合計画が羅針盤でして,今,総合計画は20年スパンで動いていますけれども,前半の10年が(現行の総合計画の初年度の)2011年からいうと終わり,後半の10年間の計画を作ることになっていまして,令和2年度末までに後半10年の基本構想という羅針盤を作っていきますので,その中でも人口をできるだけ維持していく施策というのを,具体的に取り組んで入れてまいりたいと思っております。

(記者)

 JR四国が,今年の3月に路線区ごとの経常収支というのを発表されまして,この中で,土讃線を含めて各路線の厳しい経営状況というものが明らかになったと思うのですが,それを受けて,4月に県内の交通機関,高知市を含めて,自治体が集まって協議会というものが初めて開かれたと思うのですが,市の担当者の方が,何らかの対応をとる必要があるというような発言をしていらっしゃったのですけれども,現状として考えておられる体制的な支援策も含めて,何か支援策を考えていらっしゃたら,そのお考えをお聞かせください。

(市長)

 JRの経営のこれからの維持,継続というものが非常に大きな課題になっておりまして,全体として北海道,そして四国のJRは非常に経営が脆弱なところがございますので,基金で対応していくのがひとつの流れでしたけれども,基金も非常に低金利でうまくいってないというのが現状です。それと,路線ごとの収支をこの間初めて発表しましたけれども,岡山から四国側へ渡る部分1か所(本四備讃線)しか黒字になっていませんので,他は全て赤字ということになっていますし,その中でも予土線が非常に厳しい状況であるということがさらに明らかになったところです。JR四国の各県持ち回りの会は,この間高知でもありましたので,その場で尾崎知事共々出席しまして,私は四国市長会の立場で意見を申し上げたところなのですが,やはり公共交通のネットワークをしっかりと組んでいくということが重要であるという発言をさせていただきました。高知県も,高知県鉄道ネットワークあり方懇談会が4月25日に立ち上がったという報告を受けておりまして,高知市,安芸市,四万十市,大豊町,四万十町,こういう各地域からも参画をしております。経営状況はやはり厳しいものがあると思いますけれども,鉄道だけではなくて,鉄道からバスへの接続を含めて,高知の場合は観光がありますので,そういう公共交通のネットワークをさらに充実させていくというのが重要になると考えております。それぞれ財政が厳しい状況でもありますので,県市で,また関係の市町村で協議をしながら,具体的にどういう支援を行えるか,もしくは行うことができるかということを,新しいネットワーク懇談会の中でも議論していきたいと考えています。

(記者)

 赤十字病院の件で,救急救命士を病院に派遣して研修するというきっかけは,そもそも両方とも移転して,ほぼ,お隣同士になったというローカルなスタンスなのかの確認と,いわゆる重篤な状態の救急が入った時に,お医者さんも診るという話なのですけれども,いわゆるドクターカー的な運用を,今後たまたま研修の時に入ったら,お医者さんが乗ることになるという話ですけれども,恒常的にドクターカー的に運用していくことになるのかどうかということ,それに合わせて,例えば救急車にお医者さんが医療行為をするための機材の導入をすることがあるかどうか,その3点をお聞かせ願えればと思います。

(市長)

 わかりました。今日は消防が来ているので,後から消防に説明してもらいますが,日赤の先生方の救急救命士への技術的な指導,(救急救命士は)医療行為を行うことは一定制限されていますので,救急隊員等が行う医療の部分というのが少し拡大をしておりますけれども,非常に専門的な技術になりますので,東消防署がオープンした時から日赤の先生方に入ってもらっております実技指導,実際の救急車も使いながら措置を救急隊が行いまして,それを先生方が現地で見たり,モニターで見る場合もあるかと思いますが,「それは違う」とかいうことで指示が飛んでくるような形での実地指導をこれまでも続けてきました。北消防署がオープンしまして,すぐ隣に近距離に日赤が来ましたので,そのレベルをもっと上げていこうということで,今回,6月から運用するのですが,その合意を取り付けることができましたので,今後,積極的にやっていくということです。

(消防長)

 ドクターカー的な運用の件と医療資機材の件についてお答えいたします。ドクターカーは,日赤がこれまでも運用しておりましたけれども,今後も運用します。あくまでも救急出動に関して,ドクターが乗っていけば有効というような場合に救急車の方に乗っていただく。研修中につき,やはりドクターカーの出動よりも,救急車でそのまま出る方が初動が速いので,そう対応をします。医療機器については,特に救急車にドクターが乗るからということで,専用医療機器を積むようなことは想定しておりません。そういうものが必要であれば,ドクターカーを並行して出していただくいうような形で,現場でドッキングするような形で運用したいと思います。

(市長)

 通常もそうですけれども,特に災害対応の時には,このスキルアップは相当役立つと思います。たぶん現実的に言うと,かなり野戦病院のような感じになると思うので,間違いなく役立つと思います。

(記者)

 東が前からやっていて,で,北が今回やり始めるわけですね。南は今後どういうふうになりますか。

(消防長)

 市長がおっしゃったのは,東署で行った,シナリオトレーニングといいまして,高知市全体の救急隊員が3日間,ドクターに研修をしていただくような研修をしておりました。それ以外に,これまでも救急救命士が,年に2年間,200ポイントの病院実習をしなければいけませんでしたので,それぞれ救命士が単独で病院の方へ研修に入っていました。それを,今回は救急隊もろとも一緒に研修を受けるということで,救急隊全体のレベルアップを図りたいところです。

(記者)

 今回やるような,救急隊がまるまる病院に入って,救急車も入ってというのは,これが初めてなのですね。

(消防長)

 そうです。今回,この(移転開業した)日赤で行うのが初めてです。

(記者)

 西敷地についてですけれども,今後どういうタイムスケジュールでいくかを教えてください。

(市長)

 この間,組織議会がありまして,議長,副議長,各政策を議論する常任委員会の委員長,副委員長,委員が決まりました。今回の6月議会において,それぞれの部局に指示をしておりますが,重要な課題,それらは継続的な課題が多いので,これを委員長と相談して,勉強会を行うように指示を出しています。今後のスケジュールにつきましては,6月に(市議選後)初めて開催されます経済文教委員会も新しいメンバーとなっておりますので,そこと相談をしながら今後決めていくことになりますので,詳細なスケジュールについてはまだですが,基本的な流れについてご相談しながら,これから進めていきたいと考えております。6月議会で方向性を話したうえで,前々からお伝えしている,関係する団体,地元商店街などどの意見協議に入りたい,というスケジュールを考えております。

(記者)

 議会との相談,というのはどういうことなのですか。何月頃にこれを,というような素案のようなものを執行部が作成して,経済文教委員会で示して意見をいただく,ということなのか。まっさらな状態では相談にならないのではないでしょうか。

(中澤副市長)

 これまでもご説明してきましたように,どういった団体にいつ頃説明するのかというのは,3か月の期間はとらせていただきますが,そういった期間のなかで,こういった団体に相談をしていく,というようなことを報告して,ご意見をいただきたいと考えております。できればその後,具体的な詰めまではいっておりませんが,相談後,このタイミングでご説明する,といったことも合わせてご説明できればと思っております。

(記者)

 新しい公募のルール,募集要領づくりというのはいつ頃になるのでしょうか。

(中澤副市長)

 1回,各団体にお話を聞いた後になるかと思いますが,中間報告のようなことを9月議会などで説明をしながら,(そこでいただけるご意見を)参考にして作っていきたいと思います。以前の定例記者会見で,市長選とのタイミングはどうなるのか,ということがありましたけれども,市長選の前段でできるか,ということについては微妙です。そのあたりについても,議会とお話をしたいと考えております。

(記者)

 公募のルール自体ができるのも市長選の後になるというようなイメージでしょうか。

(中澤副市長)

 そこは微妙なところですが,1回は関係する団体のご意見をまず聞いてから考えたいと思っているところです。

(市長)

 市長選が跨りますけれども,6月議会,9月議会,12月議会というのがそれぞれポイントになるかと思いますので,11月に市長選がありますけれども,委員会のポイントで言うと,それぞれ(議会開催中に)ご意見を聞いていく,ということになると思います。募集要領が市長選前に仕上がっているのかどうかについては,議会のご意見も聞かなければなりませんので,そこはまた,議会と調整をさせていただきます。

(記者)

 少なくとも公募開始というのは,市長選の後ということですね。

(中澤副市長)

 今の流れでいくと,そうなりそうです。

(記者)

 それでは,具体的な再公募は市長選後ということでしょうか。前からそのようなニュアンスはあったかと思いますが,確実にそうなっているということですね。

(市長)

 確実ではありません。いずれにしましても,委員会のメンバーも変わりましたので,6月議会がキックオフのイメージです。6月,9月,12月,そして当然,市長選でも争点になるので,それぞれ段階を踏まえて,ということになります。

(記者)

 つまり,再公募を市長選で掲げて戦う,というところに変わりはないのですね。

(市長)

 当然,争点にはなります。我々は中心市街地の活性化ということでご説明しておりまして,追手前小学校の統合のときからそういう説明をしております。ただ,誤解がないように言っておきますけれども,「土地の高度利用」ということで一貫して説明をしておりますけれども,「高層化」という表現はしておりません。やり方はいろいろとあると思います。

(記者)

 極端な話,平屋であっても,プロポーザルで高得点であれば,という意味でしょうか。

(市長)

 平屋は別にして,中層で,わりとオープンスペースをとりながら,ということはひとつの案にはなります。いくつも案はあるかと思いますが,という意味でです。

(記者)

 前に,いろいろな団体と話をするという中で,町内会連合会や,中心商店街の皆さんをあげておられたと記憶しておりますが,もう少し間口を広げてお話をすべきではないかと思うのですが,いかがでしょうか。

(市長)

 どういう団体から意見聴取をするかということについては,幅を持ちながら,議会と相談をして検討をしていきたいと思います。

(記者)

 (町内会連合会と中心商店街の)2団体に限定するものではないということですか。

(市長)

 そういうことではありません。いくつかの団体です。

(記者)

 条件づくりというものがどういうものになるのかを決定する,という大事な話なのですけれども,それが選挙の後になるか前になるかがよく分からない,という話ですから,そうであれば,選挙に掲げてやるということであれば,あえて出すべきではないという考え方にはなりませんか。市民に審判を得てから条件を設定する,と。

(市長)

 いや,そうはならないでしょう。土地の高度化か,公園にするか,という2つの意見の対立になっているので,この西敷地の件だけではありませんが,当然,選挙戦のひとつの政策の争点にはなるかと思います。

(記者)

 全部貸しなのか,50年なのか,ということによって,かなり決まってくるわけでしょうね。プロポーザルにどこが出してくるか,というのは。それは市長もいろいろと議論をしなければならないと思うとおっしゃってきていて,市民団体にもいろいろと聞くと。それで,市長選の前にぽっと出して,選挙になるというのは。

(市長)

 いや,そこでがっちりと固めて出す,ということにはなるのかな(ならないのではないかな),ということになりますよね。いろいろな意見があるのであれば,ガチガチに固めては出せないので。ただ,我々には追手前小学校を統合した責任があるので,追手前小学校の跡地を高度利用することを一貫して言っていますので,この方針は変えないつもりです。

(記者)

 高度利用というのは,建築用語でいえば容積率,建蔽率をいっぱいに使うという話ですから,当然高層化ということがイコールになってくるのですけれども,そういう意味ではないということですか。

(市長)

 イコールではないです。

(記者)

 建築用語ではそうなのですよ。

(市長)

 ただ,公園にするという想定は元々しておりません。周辺には,丸ノ内緑地と藤並公園という,正式に都市公園法で決定した公園がありますので,それらの再整備が先だと考えております。我々は,現在残っている2,500平方メートルを,例えば都市公園法に基づく公園にする予定はないです。

(記者)

 連休中に,近隣の民間企業に一部を貸して,広場的な運用をして観光客が来たり,オーテピアから通れるようにしていましたね。あれはどのように思われていますか。

(商工振興課長)

 4月1日から,普通財産として商工振興課が管理をしています。地元の企業様から,ゴールデンウィークの観光客が多い時に,自由に使っていただける休憩所の設置についてのご提案をいただきましたので,普通財産の貸付契約,ということにさせていただきました。あわせて,観光客が多く,ひろめ市場も満杯のような状況でしたので,オーテピアへの通路として,観光客の利便性の向上ということで今回は使用しております。

(市長)

 ひろめ市場は大変混雑しておりましたけれども,ひろめ市場に入れない方々が中心商店街に相当流れ込んでいましたので,企業に貸し出した区域のテント内もかなりにぎわっていましたので,我々も観光客の一定の支援にはなったと思います。

(記者)

 そういう意味では,活性化のためには空間があれば使える,ということが実証されたようにも思いますが。

(市長)

 そうですね。使い方はいろいろとあると思います。

(記者)

 今日説明もあったのですが,ラグビーワールドカップとオリンピック・パラリンピックなど,事前合宿誘致に取り組んでいると思うのですが,トンガの方は順調に進んで,もう,来るのに向けて機運の醸成を図っていくと思うのですけれども,オリンピック・パラリンピックについて,シンガポールが順調に話が進んでいると思うのですけれども,この夏の事前合宿以降について,まず事前合宿での機運醸成で,どんなことを市として,県と協力しているのかもしれませんが,行っていくのかというところと,今後の動き,市としての思いなども,具体的に決まっているものがさらにあれば教えていただければと思います。

(市長)

 高知県,それと主に関係市が連携をとりながら,例えば須崎市の浦ノ内湾の中は,カヌー競技などオリンピック(競技関係者)の中でも非常に評価は高いです。知事もどこかの場所でおっしゃられていましたが,カヌーやヨットの競技で,直線で100メートルがとれる静穏な水環境の場所が意外と無いようなので,来られている海外の選手からも非常に評価が高いと聞いております。施設整備の非常に良いものをそれぞれ須崎市が作っていますので,ひとつの例なのですが,各市とも特色を出しながら今連携をしているところです。

 我々も県とそれぞれ連携をしていますので,例えば,50メートルプールが意外と無くて,50メートルと25メートル,それとトレーニング施設等もあるくろしおアリーナも評価が非常に高いです。また,飛び込みも有力な選手がいるのですが,オリンピックの候補としてどこまでいけるかどうかというのがまだちょっと未知数なのですが,飛び込みでも優秀な女性の選手もいるので期待をしております。

(スポーツ観光推進担当参事)

 ラグビーとオリンピック・パラリンピックの事前合宿につきましては,開催期間中に学校を訪問いただいて交流をするとか,今回のシンガポールの水泳につきましては,水泳教室,そういう形で,ある意味高知県の交流プラス競技力の向上に少しでも寄与していただけるような働きかけを,県市,そして関係の市町村とともに,(参加)国に行ってまいります。ラグビーにつきましてはもう直前ですので,かなりやることが決まりつつあります。学校訪問については学校の選定等の作業に入っているようなところもありますので,オリンピック・パラリンピック合宿が終わったあとの,いわゆるレガシーというものをどうやって高知の中で根付かせていくか,また,異文化理解などの中で,子どもたちの海外への目や意識をどのように醸成するか,というところです。

(市長)

 オリンピックで大事なのは,東京オリンピックといっても,東京だけで折り返して引き帰るケースはほとんどないので,日本に来たら,乗り継ぎの航空便等がかなり格安になってきますので,それぞれ地方へ飛ぶのですね。オリンピックの競技を見たら,一定の日程を取って皆さん来ていますので,必ずご自身でネットで調べて地方へ出て来られるので,例えば高知なども相当,皆さんネットで調べていますので,かなり詳しいですね。日本人が普通に,感覚的に見ている四国のお遍路などにも非常に興味がありますし,たぶん海外の方々から見たら,お遍路で(立ち寄る札所で,)杉木立の中でお線香が香ってくる,香りがしてくるのが,すごくアメイジングな不思議な世界なのですね。そういうものを見たいという方も必ずおられるので,やはり観光と繋げていくということが非常に重要だと思います。そこはまたいろいろと働きかけをしていきます。

(記者) 

 シンガポールの受け入れに関して,機運醸成というか,事前に来てもらうための努力というか,その点については結構前向きに取り組んでいますか。

(市長)

 そうですね。シンガポールは,例えば,バドミントンなどいろいろな強いチームがそれぞれおりますので,県市で役割分担しておりますけれども,高知市については水泳のオファーがありましたので,水泳の関係の働きかけというものを今後していきたいと思います。

(記者)

 今月8日なのですけれども,大津市で保育園の生徒さんたちが交通事故に巻き込まれて亡くなった事故があったかと思うのですけれども,その件で,例えばなのですが,他の自治体さんなどでは事故後に緊急安全点検などを行っている場所もあるようなのですが,高知市内でもよく保育園の生徒さんと先生が一緒に街を散歩しているような風景を拝見することもあるのですが,高知市としても,今後,今まで何らかの措置をとられたか,また今後,安全点検等を行う予定がもしもあれば教えていただきたいと思います。

(市長)

 最近,全国で交差点へ突っ込む事故等が頻発していまして,多くの方々がお亡くなりになられるケースもありますので,非常に痛ましい事故が多発していることに心を痛めております。二通りあると思っていまして,ひとつは高齢の方々がアクセルとブレーキを間違って突っ込んでいくケースがかなりあります。多くの場合は玉突き事故だったと思いますが,事故で飛ばされたというのがひとつの原因になっています。

 (高知市内では,)毎週木曜市に,近隣の保育園から子どもたちが50円か100円を持ってみんなで来て,お買物の体験をさせていますので,あそこはかなり保育園児が来るコースにもなっています。大津の事故を受けて特別なことは今はまだやっていないのですが,4月は新入学と通園を始めた新園児がいますので,その交通安全は,今期間中(5月11日から20日の交通安全運動期間)にかなり街頭指導を含めてやっています。また,警察とも相談しながら,ああいう玉突き事故で重大な被害が出そうなところは,警察のご意見を聞いて,今後の対策について協議をしていきたいと思います。

(記者)

 消防局長さんも来られているので,市長ならびに局長さんにもお伺いできればと思います。まずひとつが,去年も聞きましたけれども,熱中症の話でして,一昨日まで天候が悪かったですけれども,昨日から気温がどんどん上がってきているので,そろそろ熱中症の件数がまた増えるだろうというので,消防局もしくは市として,熱中症対策広報は,今年はどういうことをやっていきますか,というのをまずお伺いします。2点目が,これに関連してなのですけれども,熱中症の件数等々に関するマスコミへの情報提供というお話で,去年この会見で質問させていただいた結果,消防局さんにも前向きに検討していただいて,平日は日に2回FAXで件数等々を送っていただけるようになりました。ただその時に,土日に関しては職員がいなくて,広報体制が取れないので,申し訳ないけども土日の分はまとめて月曜日に,という形になったと確か記憶しているのですけれども,そのあたり,例えば組織の体制強化とかでそういったところをしていただけるような,広報体制を急にやるのがなかなかちょっとしんどいので,今回はこれくらいで,というお話があって,一歩前進なので,今年はこれでいいですね,と去年は遠慮をした経緯があるので,そのあたりをどういうふうに前進するのか,マスコミが報道することで,一般の市民の方が,熱中症が増えているので気をつけなければいけないとか,水をたくさん飲もうかとか,夜にクーラーをつけて寝るようにしようとか,その対策を取られることもあるかと思いますので,そのあたりを含めて,今年はどういうマスコミへの情報提供の体制をするのか,どのように見直していただけるのかということを聞ければと思います。3点目に,同じマスコミへの情報提供のところで,前の会見でお願いしたかと思いますけれども,高知市消防局さんは,火事なり救急なりに対して,我々が電話する時も,基本的にはほぼ電話でお答えがいただけない状況なので,平日はまだ本局のいろいろな課にかければまだどうにかなるのですけれども,土日に関しては体制が全然取れていないと思います。火事があった時でも,指揮隊長に広報用の携帯を渡しているものですから,指揮隊長は火事現場の指揮でそれどころではなくて,電話に出られるような状況ではないというがあって,そのあたりをどうにか改善していただけないかというのを,前に会見でもお願いしたかと思うので,今回,新局長にもなって体制もまた変わりましたでしょうから,改めて,情報ベース,土日とか夜間であっても,そんなに頻繁にかけることもないでしょうけれども,例えば通信指令の方がちょっと概要さえ教えてくれればという,こちらも現場に出るか出ないか,どういった状態なのかが分からないという時に,まず電話をさせていただくというのが多いと思いますので,そのあたりの広報体制について善処を求めたいと思っています。

(市長)

 はい。消防の関連は後程消防長からお答えしますが,今日も31℃を超えるという報道もされていますけれども,やはり熱中症が,これだけ寒暖の差が激しくなると,今年も厳しいものがあるのかな,と思います。例えば,小中学校もあまりに暑くて窓が開けれない状況にもなっていますので,空調工事を今やっていまして,小規模校についてはもうすぐ工事が終わる予定です。あと,残っております小規模校7校を除く他の学校については,これから順次工事に入りますので,今年度末までには少し繰越が出る可能性はありますが,今年度末には工事を進めていきたいと思います。あともうひとつ,今日は健康福祉部長も来ていますけれども,高齢者の方が体温の調整がちょっとしにくいもので,アパートの中で脱水症になって運ばれるというケースも増えていますので,状況に応じながら,そういう注意喚起の広報はしていきたいと思ってます。

(消防長)

 まずは熱中症の件について,昨年から1日2回,平日に午前と午後,警防課の方でお知らせをしておりました。土日は,おっしゃいましたように情報指令課でやっておりましたが,なにぶん少ない人数でやっておりまして,この4月に,消防局の機構改革をしまして,警防課の指揮班と情報指令課を統合しまして,総合指令課という課を新設しました。これで,指揮を含めて広報体制も一元管理をしていこうということで,新たな方向に転換しましたので,今年まだ始まったばかりでございますので,模索もしていかないといけないのですけれども,熱中症の方も,もちろんマスコミのお力もお借りして,少しでも重篤にならないような形をとっていくのも消防局としての役割だと考えておりますので,前向きな検討をしていきたいと思いますので,よろしくお願いします。

 土日,夜間の広報体制の件でございますが,これも先ほど言いましたように,総合指令課をこの4月から立ち上げまして,今までは指揮は3名,情報指令課7名でしたが,課長級の指令長を入れて11名3係の体制にしておりますので,これまでは少ない人数で,どうしても火災の初期は119番の対応や対応指示などの部分でどうしても疎かになっておりましたが,そういうところも含めて,少し検討をさせていただきたいと思いますので,よろしくお願いします。

(記者)

 いわゆる総合指令課というところで,今度電話をかけたら,電話した時にご対応いただけるように検討していただく,と,そういういう理解ですよね。火事・熱中症等に関わらず。

(消防長)

 今聞いているのは,秋位までに1回,マスコミの皆さんをお集めして,広報の体制であるとか,そういう意思疎通をしようという話を総合指令課から聞いておりますので,その頃までには確定すると思いますけれども,熱中症はそれまで待てませんので,少し早めに検討をさせていただいて,また各社の皆様へお知らせをさせていただくにようしたいと思いますので,よろしくお願いします。

(記者)

 こちらのクラブ(市政記者クラブ)へもそのようなお声がけをしていただいても大丈夫ですか。去年の時に,前の局長さんだったのでご存じないかも知れませんけれども,一度,消防局へ申し入れをした時に,県政記者クラブさんがカウンターパートだから,市政記者クラブでやらなければいけないんですか,とご回答をいただいて,これでこの記者会見で質問させてもらった経緯があります。

(消防長)

 そのあたりを1回聞いてみますけれども,やはり市政記者クラブの方にも分かっていただいておかないとけいない部分もあろうかと思いますので,意思疎通もしっかりしないといけないと思います。

(記者)

 議会の新会派ですけれども,選挙を経ていろいろと変動がありましたが,広場派の人が推進会派に移ったりとかがあったのですけれども,今の再編というか,あれを今どうご覧になっているのですか。

(市長)

 そうですね。これまで政策を論議をしていただきました新風クラブさんが,保守・中道会派と無所属の会派に分かれる形になっております。やはりひとつの世代交代というイメージもありますので,それ自体は,それぞれ個人個人の議員さんがどういう政策を柱にして,議員さんは同志という言い方をよく使いますけれども,同志を広げていくかということを,やはりおっしゃられますが,それぞれの考え方なので,我々はその対応を見ながら,具体的な政策の協議に入りたいと思います。今,1人会派が2つありますので,1人会派も含めて,これまでと同じように政策の協議をしていきたいと思っております。

(記者)

 市長にしたら基盤が強くなったように思いますけれども。

(市長)

 それはわかりません。

(記者)

 市長選挙の,今後の市長の政策発表とかそういうものがなくて,今混沌と,何て言うのでしょうか,市長選挙に訴えられるものが,皆さんあまりはっきりと世間には出ていないですね。

(市長)

 混沌とはしていないですね。久保さんはひとつの政策の柱みたいなものを記者発表でされていまして,私どもはもう少し詳しいマニュフェストを,今検討中です。後援会に諮る必要が当然ありますので,後援会の全部を集めてやる時間帯はないと思いますが,後援会の役員会と,次の選挙の公約についての協議をしたうえで,しかるべき時,あまり遅くならない時期に後援会の協議がまだ終わっていないので,後援会の役員の中でちょっと揉んでいただいて,最終的に一定固まってくれば,後援会長と一緒に記者会見をしたいと思いますので,その時ご案内したいと思います。

(記者)

 県が自転車のヘルメット着用に関する条例を施行してから1か月が経ったのですけれども,まだまだ進んでいるとは言いがたいというような状況の中で,他県ですと,愛媛の松山の方ですかね,官公庁の職員が率先してやったりして,着用率も上がってきているような報道もされています。その中で,高知市として促進に向けてどういう取組を,あるいはもう決まってるようでしたら,見解とかそういうことをお聞かせ願えますか。

(市長)

 6月議会の(補正予算)査定をこの間行いました。今,財政当局が予算の全体調整をしていますので,6月補正予算の発表というのは,また日を変えて,6月6日にこの場所で行う記者会見の場で説明を行うようにしております。正式にはそこでの説明になりますが,当初予算で組んでいたヘルメット(補助金)の個数を,今の応募数でほぼ消化した位の実績があがりそうになっていますので,6月の補正予算で補正をする予定で調整をしています。あと,愛媛の場合は県庁の職員が率先してヘルメットを被ったり,大人の方も被るという運動をしていますけれども,そこはまだまだ我々のところは取組ができてないので,今後また検討していきたいと思います。

 

 

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