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令和3年10月5日 市長定例記者会見(議事録・Youtube動画)

会見項目

  1. 新型コロナウイルス感染症最新情報

  2. 第486回高知市議会定例会提出議案の概要

配布資料

会見内容

配布資料を用いて市長から説明

質疑応答

(記者)

 6ページ目の公共交通事業者の応援事業費補助金なんですけれども,すべて市内を走るバスとか電車とか公共交通機関を乗り放題にするというのは行政としても初めてで,高知市としてもこうした取り組みをやることは初めてということでよろしいですか。

(市長)

 そうですね。我々中心商店街とか,来街者,お客様を引っ張るために例えば大丸前の駐車場の無料を年末年始とかでやったんですが,そういうことがあったんですけれども,公共交通とタイアップして,県外ではやはり無料感謝デーとかよく名前をつけてますけれども,例えば行政が加わってやるのは初めてになります。

(記者)

 実際すべて無料にするということで,その分公共交通機関の混雑ということが予測されると思うのですが,例えばその半額,200円,市内の共通区間だと,普通初乗りが200円になってるのを,例えば半額の100円にするとか,ちょっとお金を取ることによってあまりやり過ぎない,行き過ぎを防ぐみたいなこともできると思うのですが,なぜあえて無料という扱いにされたんでしょうか。 

(市長)

 全体として,街のいわゆる来街者と呼ばれていますお客さんも減ってますし,公共交通もそれぞれ向こうの専務の弁によると,来年の2月ぐらいに資金ショートの可能性があると内部でも言われていますので,支援が必要だということで,我々は中心市街地,若しくは近隣商店街の人の呼び戻しということを含めて,無料化ということで,今回検討いたしました。コロナ前でしたけれど,熊本市が無料化をやったことがありまして,その時は,大体倍ぐらいのお客様が増えたということになってます。感染予防対策の徹底ということは,とさでん交通にも十分留意をしてやっていただけるように,またその点は,我々からも申入れをしておきたいと思います。

(記者)

 感染対策っていうのは,例えばあまりにもお客さんが多く乗ってきた場合には次の電車に誘導するといった,そういった対策をお願いするということなのでしょうか。

(市長)

 通勤通学の時間単位ではなくて,日曜日に限定してますので,分散すると思います。そのお買い物の時間帯によって,これ日曜日なので,普段平日の場合は公共交通で病院へ行かれている方々も結構おられますけど,日曜日なので病院は閉まってるので,やっぱり今日無料なので街へ行こうかなという感じで使うと思うので,時間帯は分散すると思います。

(記者)

 4枚目の2の飲食店タクシー利用促進事業費の部分ですが,対象になる店舗が県の認証を受けている店か,申請中の店ということで,両方合わせると大体何店舗ぐらいになる見込みでしょうか。

(市長)

 今,認証店が県のホームページで出てるので,大体昨日の段階で認証店180位と聞いてます。ただ申請中が今いくらあるかがまだ今ちょっと数字を持ってないので,そこは確認したいと思います。ただ認証店だけでしたら多分180とか200ちょっととかいう感じなのでちょっと少ないですので,申請中というものは,対象にしたいと考えています。

(記者)

 併せて3の部分ですけれども,飲食店取引がある酒屋さんのみを対象にというところですが,これは高知市内市外とか,県外とかも含めてということになるのでしょうか。

(市長)

 高知にある店舗ということなので,例えばリカオーさんとか,大手の卸があります。ただリカオーさんなんかも,例えば中心部のレストランとか飲食へ卸している場合も結構あるので,そういうものも対象になるということです。ただ取引があるかどうかは確認します。

(記者)

 公共交通機関の無料化の件でして,このキャンペーンというのは,主にどういった人を対象としているのか,また今回空港連絡バスを除くということで,県外からの観光客はあまり対象としてないのか,そこら辺のご認識をお聞かせください。

(市長)

 これは観光客もすべて対象になります。乗って来られる方はすべて対象になりますので,年齢も例えば子供さんが,今日タダなので映画見に行くとか,そういうものもすべて対象になるので年代を問いません。日曜日で,季節的なものもあると思いますけども観光客もすべて無料になりますので,制限はないです。

(記者)

 また第6波がどうなるかというのがまだ不確定要素が大きい中で,もし感染者が増えた場合はどのような対応を考えてらっしゃるのかお願いします。 

(市長)

 第6波がいつ来るかが,誰も分からない訳なのですが,例えば尾身さんなんかは,冬場はどうしても乾燥してくると,コロナウイルスに限りませんけれど,インフルエンザを含めまして,冬場というのは感染症の時期に入ります。尾身さんは12月に第6波は来るのではないかなと言われてますが,その時期は誰も分からないので,1回予算組みはして,準備しておいて,第6波が来て,高知市内で感染が拡がったときは1回これを止めるということで,きめ細かく臨機応変に行う必要があると考えています。

(記者) 

 ちょっといくつかお聞きします。今回の交付金は要は前に余っていた分と今回の分を合わせて,この9億ということでしょうか。

(市長)

 はい。そうです。ただ今回の3億5,000万円はいろんな制限がかかっていまして,例えば,需要の喚起策には今回の3億5,000万円は使えないという条件がかかってます。いわゆるキャッシュで直接支援するものと,感染予防対策ということになってますので,ちょっとさび分けています。予算の執行の残りと,直接支援分と,いろいろ組み合わせながらやっています。

(記者)

 それから公共交通ですが,無料というのはやはりインパクトがあるかなと思って,ちょっと気になるのはやはり密というのがちょっと気になるというのと,これは要は,そのまま乗ってそのまま降りるだけという形になるのですよね,お客さんにしたら。

(松島副市長)

 後段の質問をお答えいたします。今回,料金ボックスにいわゆる蓋みたいなことをすることによって,現金であれ,あとはICカードをかざさなくてもいいように,分かるように諸々ちゃんと周知はしていくということになってます。

(記者)

 コロナに限らず,その乗ったことがない人が,これでタダやったら乗ってみよう,みたいな感じになって,公共交通機関に目が向くというか,乗ったことがない人が結構高知市内とかにいると思うので,乗り方がよう分からんとか,そのきっかけにはなる良い事業かなと思って聞きましたけれども,この1億5,000万円の全体というのは,これはお休みの日に乗るであろうというのを補償してるみたいな感じなのですか,とさでん交通から見たら。

(市長)

 全部がそうということではなくて,例えばこれは周知をしてもらうのに,またメディアの方々からのいろんな情報発信をとさでん交通でも今準備をしてますので,その関係の経費とか,それから,例えば乗った時に,まだゲラなので最終ではないですけれど,とさでん交通として,日曜日に乗った時にいろいろなイベントを今検討しています。例えば外国電車・維新号を見つけて乗ろうとか,乗ったら先着順になりますけど何か記念品をくれるとか,そういうものを準備をしてますので,そういう関連の経費とか,諸経費は入ってます。それから料金も,一定理論値で計算して精算するということを考えてますので,いくらを渡しっきりという感じではないです。ただ,国交省とかが使っている理論値があるので,参考にしながら,精算するという仕組みを入れたいと思っています。

(記者)

 最後ですけど,このデマンド型乗り合いタクシーは,土佐山・鏡とか春野とかにあるところが,要は乗り合いやからそれを頼んで乗ったら,そのまま無料ということですか。

(市長)

 今日は課長が来ていますので,課長から説明してもらいます。

(くらし・交通安全課長)

 公共交通は,路面電車と路線バス以外に過疎地周辺部はバスに代わる公共交通としてデマンド型乗り合いタクシーを導入しております。市内大体11地域で,デマンド型乗り合いタクシーを導入しておりまして,大体一律300円から500円の間で乗ることができるというシステムになっておりますので,そこもまず事前予約は必要なのですが,運賃は今回この3か月間無料ということにしております。

(市長)

 日曜日だけ。

(くらし・交通安全課長)

 日・祝日です。

(市長)

 あと,ご承知の通り,昨日岸田内閣が発足をいたしました。ちょっとこれからスケジュールが非常に変則的で複雑になりますけれども,臨時国会で首班指名がありましたので,来週の月曜日から11・12・13日と代表質問を受けて,予算委員会をやるかどうかいろいろ議論があるところですが,14日に解散して,19日に公示して31日投票にするということが昨日総理から発表されましたので,今の選管の方は,ご承知の通り11月7日を想定して準備してましたので,ちょっと1週間前倒しになったので,ある意味昨日からバタバタしてます。開票所,それから,例えば,イオンとか非常にお客様が多くて,投票が多いところなんかあるので,昨日から1週間前倒しになったので,調整,それから期日前投票も当然手前に来るので,期日前投票の体制とか準備ですね,そういうものが,今,選管も準備に入ったところです。今日は忙しいので呼んでないですけれども,ちょっと1週間前倒しになったので,かなり調整が必要になってますので,また,それぞれ選管の方からも,いろいろなものが決まってくるとお知らせをしたいと思いますので,またよろしくお願い申し上げます。

(記者)

 改めて今回の補正の経済対策の評価を伺いたいのですが,おっしゃるようにかなり厳しい状況がある中でそれに対してどれほど効果があると考えるのかというところと,併せてこの前の議会でも市長は財源がなかなか足りないと課題でおっしゃってたと思いますが,今回の対策でまだちょっと不十分な部分があるのか,若しくはもう少しケアを厚めにやりたかったり,別の施策をやりたいけどもこういう形になったのかというところも含めてちょっと伺いたいです。

(市長)

 やはりコロナ感染の交付金ということで性質上,県に厚めにいくというのはやむを得ない部分もあるんですけれども,市町村も一定の財源がないと,こういう市町村独自の経済対策が打てませんので,県の方もいろいろな対策をやってますけれども,例えば旅館ホテルとかの,例えばこういう直接支援は,あまりないです。県の方はどちらかいうと社会保険料とか,ああいうのを支援してまして,あれはあれで結構大きい額なんですけど,そういうものが県で,ちょっと役割分担しています。ただ全体としては,今回の3億5,000万円にしろ,全体としてやはり市町村独自の事業の財源が少ないですので,それともう一つ問題があって,これは基本的には令和2年度予算なのですよ,国の予算は。令和3年度予算へそれを繰り越ししてるので,今年の3月までしか使えなくて3月になるとすぐ精算をしないといけないので,実質2月末までしか使えないので,期間がないです。だから今後また地域経済が立ち直るには,新政権にも期待はしておりますけれども,立ち上がるのにやはり時間がかかりますので,次に我々注目しておりますのは新政権が立ち上がってからの補正予算の中身ですね,今まだ多分漠然としてるので,30兆円とか50兆円とかいろいろな数字が飛び交ってますけど中身がない話なので,多分総選挙が済んだ後,もう1回首班指名をしないといけないと思うのですが,それで補正予算の編成に入るはずなので,補正予算の中身と,その中でコロナ対策がどういう形で取られるかというのは注視をしていきたいと思います。それとちょっと心配しておるのは,今まででしたら厚生労働大臣の田村大臣がすごく詳しかったですけど,コロナ関係の3大臣全部変わってしまったので,ちょっと大丈夫かなという懸念はあります。そのこと含めてちょっと注視をしていきたいと思います。

(記者)

 効果としては,そうすると限られた財源の中で一定効果が見込めるものとお考えですか。

(市長)

 つなぎ資金としては,一定の効果はあると思います。やはりキャッシュでいきますので,つなぎ資金,資金ショートしないためのつなぎ資金としては効果があると思います。

(記者)

 それと関連してですが,今回,飲食店だけが直接支援ではなくて需要喚起という形になってるのですが,これは前々から市長がおっしゃってる,市内はやはり飲食店の数が多くて,限られた財源の中ではこういう形にならざるをえないというか,そういうところになりますでしょうか。

(市長)

 そうですね。強制的な,例えばまん延防止対策とかいうことになると,あれはまん延防止の場合は国が指定になってますから1日3万円の休業の補助金が出て,そうでない場合は県独自で休業のお願いをした場合には,1日当たり2万5,000円出してますけど,相当な額になるので市町村ではちょっと無理かなと思います。

(記者)

 あとは,公共交通の運賃無料の件ですが,中心商店街と連携する形でというお言葉もありましたけど,具体的にはどういう,これに合わせてイベントがあるとかそういうことでしょうか。

(市長)

 通常は,年末年始売り出しが出ますので,名称はいろいろありますけど,キャンペーンとか売り出しに,帯屋町とか中心商店街が入るので,近隣商店街はちょっと声がけしてみないとわからないのですけれども,万々商店街なんかもよくまとまってますし,せっかくですし,万々商店街は結構バスが通ってるので,タイアップしたらどうかという話を,また理事長に持っていこうというふうにはしております。

(記者)

 タイアップというのは,イベントとかセールとかそういうイメージですか。

(市長)

 セールとか売り出しですね,そういうところです。それ物販だけじゃなくて飲食もありますので,食べに行きませんかとか,そういうことも含めて。

(記者)

 先程の公共交通の関係で,もう2点ほどお聞きしたいのですが,まず1点,いわゆる1億円以上ですか,税金をかけて,こういった無料でやるっていうのはやはりそれなりのご判断があったと思います。確かに公共交通の利用者の減少が長期化してるというのは,一般の私から見ても何となくわかりますが,その市長が,これはもうやらないとまずいなと思われたような数字,あるいはその落ち込みとか,そういった部分が判断された基準といいますか,そういう部分がありましたら教えていただきたい。

(市長)

 電車もバスも相当落ち込んでまして,一時期回復基調にあったのですが,また第5波の影響を受けて相当落ち込んでいます。とさでんからバス・電車がどのくらい乗客数が減ってるかという数字はいただいてまして,相当落ち込んでます。今,課長持ってますか。

(くらし・交通安全課長)

 路面電車,路線バスを運行するとさでん交通さんですけれど,これまで,毎年2%から3%,利用者数,売り上げともに減っておりますが,コロナの影響を受けまして,今,電車バスともに30%利用者数が落ち込んでおります。

(市長)

 そういう数字の背景があります。

(記者)

 その30%に落ち込んだというのが一つのご判断と考えてよろしいでしょうか。

(市長)

 そうですね。とさでんの直接支援につながることは間違いないですけど,それだけだとちょっと単発になるかなと思って,市民の方にメリットがあって,ちょっと冷え込んでいる中心商店街,それからこれは日曜日なので,飲食ですね,特に食事をしたりするときも使えますし,例えば周辺地の長浜とか,ああいうところからバスに乗ってくると結構かかるんですよ。たぶん往復すると1,000円以上かかるので,なかなか普段出て来れないので,そういうことも含めてちょっとご利用いただいたらなと思います。

(記者)

 もう一点また細かいことで申し訳ないですけど,この20日間で,何人ぐらいのご利用を今のところ,想定してらっしゃるのでしょうか。

(市長)

 大体,我々の目標では2.5倍というのを一つの目標にしているのですけど。

(くらし・交通安全課長)

 この令和2年11月から令和3年の1月のこの3か月で,昨年度の同期比でいきますと20万人が日曜・祝日で利用しておりますところを,今回2.5倍を見込みまして,50万人程度を見込んでおります。

(市長)

 上限です。あくまでも。

(記者)

 ちょっと今日の内容から離れますが,先日いただいた資料にトイレトレーラーがあったと思いますが,市長は災害時のトイレの重要性についてはいつもおっしゃっていますが,それをクラウドファンディングでやる狙い,これをちょっと改めておっしゃっていただければと思います。

(市長)

 やはり災害は,今北海道から沖縄まで,もう毎日どこかで起きている状況があります。これは地震だけに限らず,台風災害もそうなのですが,やはりその都度,課題になるのが一つはトイレの問題,それと例えば食料品等の物資の支援ですね,これがいつも混乱していますので,特にトイレは,災害関連死につながっていくので,どうしてもトイレ,特に高齢者の女性の方は,どうしても遠慮して,トイレに行く回数を落としてしまうと,ちょっと体内の血液が,わかりやすく言うとどろっとしてくるのでいろいろな障害が出てきてますので,トイレを何とかしたいということで,一つはマンホールトイレの設置を進めております。ただマンホールトイレの場合は,浸水エリアではできないので,もう一つの手法というので,このいわゆる引っ張ってくるトイレトレーラーというものを想定をしておりました。すでにいくつかの市には入っていまして,実際に災害の時には近隣の県,若しくは,例えば,西日本で起きたら西日本で応援に出て行っているという状況があるので,今般県庁所在地では初めてになりましたが,我々もトイレトレーラーを購入しまして,目標値の540万円のクラウドファンディングは,高知市としての一般財源分ということになります。これは,よそでもクラウドファンディングの事例があってまして,基本的には目標額以上の額が他都市でも集まってます。高知市は540万円と少し多額にはなりますけれども,他都市の事例では多分,目標値目標額を上回る額がそれぞれ集まってますので,我々もちょっと声掛けをしていきたいと考えています。

(記者)

 一般財源からではなく,クラウドファンディングでやるという部分については,災害時のやはりトイレの重要性をやはり市民に知って欲しいとか,ちょっとそういう狙いの部分,クラウドファンディングで行う理由をご説明いただければと思うのですが。

(市長)

 これは,例えば単一の企業さんが仮に500万円全部出すと言ってきても,全部出すのはお断わりしようかなと思ってますが,やはり広く薄く,いろいろな市民の方々に知っていただくのと,幅を広げるという形にしたいと思ってます。もともとクラウドファンディングはそういうものなので,それと,今回の場合は,一応5千円から寄付を募集したいとは思ってますが,1万円以上いただいた場合には,このトイレトレーラーの車の多分後ろになるのかなと思いますが,名前を書きます。お名前を書かなくていいという人は書きませんけど,基本的には1万円以上いただいたら,名前を書いて構いませんかと言ってOKですって言った方には,このトイレトレーラーの後ろに名前を入れていきますので,そういう意味で,市民の方々に広くご協力をいただいたらと思います。それと,これは通常のイベントの時も,いろいろ使えますし,例えば龍馬マラソンの時もちょっとトイレが不足してるので,まだ調整はしてないのですが,ああいうマラソンのイベントとか,そういうものに使えますし,もう一つは,相互支援のいろいろな形があるということで,これ我々一市だけではなくて,我々が,あまり遠距離,東北とかはちょっと無理ですけれども,西日本でいろいろな災害があったら,これを引っさげて応援に行きますので,そうすると持っているところは,またお返しで高知で災害があった時は来ます。来てもらうためには我々も出ていかないといけないので,一定近隣で災害があった時は,四国はもちろんですけれども,これを持って行きますので,支援で,そういう形で,相互支援で広げていきたいと思います。

(記者)

 一般財源ではなく,クラウドファンディングでやるっていうのは先程おっしゃったように,広く市民の方に,トイレについて考えて欲しいとか知って欲しいとか,そういうふうな理解でよろしいんでしょうか。その部分についてもう少しお願いします。

(市長)

 はい。やはりトイレというのは少し前は,神戸の震災の時も25年近くなると思いますが,神戸の震災の時から,一番深刻で一番困ったのはトイレだと言われてまして,神戸はもともと,丘陵地が多いのでほとんどマンションなのですよ。地震の瞬間にマンションのトイレが全部使えなくなったので,結局準備もしてないので,皆様方ある意味,新聞紙にくるんで,もうそのままゴミで捨てたという感じだったと聞いてますけれども,瞬間から困るので,そういうことを普段から準備をしておくということも含めて,いろいろな啓発につながればと思ってます。

(記者)

 先程の続きで,トイレトレーラーですけれども,すみません僕は途中の情報がすっぽり抜けているのですが,要はかなりネガティブな批判が議会側から出ていて,棚上げみたいになった経過があったと思いますけれども,その時にいろいろの実行性が,団体が,あまり良くないというか,そういう批判がかなりあったじゃないですか。あと運転けん引の免許をどうしたこうしたとか言って,トイレトレーラー自体も,特定の機種が高すぎるとかもいろいろあったと思うんですが,その辺をクリアされているということでしょうか。

(市長)

 そうですね。特に応援協定がはっきりしてないという話もありまして,それぞれトイレトレーラーを所有している関係市とはいろいろな協議を進めました。すべてできたということではないですけど,一定の協議が整ってきておりますし,また様々な議会からのご指摘ということは,クリアして,ご説明してご了解をいただいているという状況です。

(記者)

 最後ですけれども,前にも聞いたのですけども,解散総選挙が間近に迫ってきましたので,改めて市長の政治家としての今回の選挙戦への向き合い方といいますか,どの候補を支援するとかしないとか,そういうことも含めてお願いします。

(市長)

 前回聞かれた時は,「マイクを握るのですか」と聞かれたので,「マイクを握ることはないと思います」と答えましたけど,自分の後援会は,ウイングがご承知の通り結構広いですので,それぞれの党派の方々が後援会に入ってるので,私は特定の候補を応援するということは私の後ろにいる後援会上ちょっとできないので,やはり後援会がちょっと分かれてそれぞれ応援するという形になると思います。それで今回は先程も少し日程が非常に変則になっていますので,31日総選挙,またここもかなり接戦にそれぞれなるのではないかということなので,注目をしております。それで総選挙後の体制,それから我々特に補正予算の中身を含めて,そこを注視をしていきたいと思います。

以上

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