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令和4年11月30日 市長定例記者会見(議事録・Youtube動画)

会見項目

  1.  新型コロナウイルス感染症最新情報
  2.  第494回高知市議会定例会提出議案の概要

配布資料

会見内容

配布資料を用いて市長から説明

質疑応答

【補正予算案について】

(記者)

 今回の補正予算案についてお伺いしたいのですけれども,今回も電気代の高騰を始めとした物価高騰の対策というのもかなり多く見受けられるのですけれども,改めて今回の補正予算案のねらいについてお願いいたします。

(市長)

 物価高騰は,これまでにない程,上がってきておりますので,特に高知市の消費者物価指数というのも毎月出してるのですが,これまでほとんど変動がなかったです。プラスマイナスゼロ位だったのですが,そういう意味もあり市民生活の影響があまり出ず,また我々の,例えば料金改定ですね,そこにほとんど影響が出てなかったのですが,総務省も物価統計を毎月出していまして,この間の最新データで3.6%平均で上がっているというのと,高知市でも3.1%(前年同月比)消費者物価指数が上がってるということで,取り方はいろいろありますが,40年振り,本当に最近見たことがない程,非常に物価が上がってきています。特に,男性も女性も買い物をされると思いますが,スーパーへ行く度に値段が変わってるとか,それから電気代も,それぞれご自宅へ来る四国電力のはがきの明細をあまり見たことがないかと思いますが,あれを読み込むと相当上がっています。電気,それからガソリン,ガス,そういうものが上がっているので,市民生活にやはり影響が出ていると考えております。11月の臨時会で,12月から来年の3月まで給食費や保育料を無償にするというのは,できるだけそういう子育ての世帯に対する支援をできるところでやろうということにしております。ただ,来年以降,また電気代,それからガスが上がると言われて,いろいろなものが高騰していくので,相当心配をしているところです。ただ,交付金がないと我々も対策ができないので,やはり国の交付金の充実というものを求めていきたいと思います。

(記者)

 今回の補正で,役場の庁舎であったり学校とかの公共施設の電気代が上がったことで,不足対応に2.1億円補正していますけれども,この辺,公共施設とか役場庁舎,学校含め,電気代が今上がってて,市の財政にどれぐらい影響があるのかというところと,来年度の当初予算の編成がこれからあると思いますけれども,来年度の当初予算編成,今後の予算編成にどのような影響があるか,心配を含めて教えてください。

(市長)

 まず,令和5年度の財政収支ですけれども,また財政当局から庁内の説明会等を通じて順次説明はいくようになっていますけれども,相当逼迫をしてきております。令和4年度は,交付金が割と手厚くありましたので,できるだけ交付金を有利に使いながら対応したので,何とか予算を組めたのですが,結局,令和4年度当初予算の時も財調(財政調整基金)とか基金を1回充てる形にしていましたが,令和5年度もなかなか厳しいので,できるだけ交付金等をうまく使いながら基金を残してきております。ただ,その残った基金は,令和5年度当初予算を組む時に,多分全部使わなければといけないと思うので,そういう意味で非常に財政は今,逼迫してきている状況です。それで,来年度の地財対策ですね,松島さん(副市長)にも来ていただいてますが,地財対策の動向というのはまだよく分からないので,ちょっと作業的に言うと遅れており,大体12月の下旬ぐらいから出てくるのですけれども,まだ今の段階では分からないです。交付税がどうなるか,それから景気動向がどうなるかということで,財政当局としては非常に厳しい予算査定になるということを,また来週の月曜日に流す予定をしております。ご質問の電気代ですけれども,今回は約2億(円)程度で,今年度内はこれで大丈夫だと思いますが,四国電力が今申請している(約28%の)値上げは,一般世帯分で,それは当然公共施設に跳ね返って,その部分での電気代の不足というのは相当予測をされますので,それが財政にすごく影響があるということではないですけれども,一般財源が何億円か必要になりますので,そういう意味で節電の指示もしていきたいと考えております。

(記者)

 今回2.1億円ですけれども,来年の当初予算,当然この電気代の高騰というのは見込んだ上での編成になるのかなと思うのですけれども,これ以上の負担増というか,いわゆる経費として,今おっしゃったように一般財源が必要になるような形になるということでしょうか。

(市長)

 そうですね。一般家庭の様々な支援については交付金が充てれるのですけれども,市の施設なので国の施設と同様に,国の施設も電気代が跳ね上がるわけで,それは国が自分で見るわけなので,結局,地方の公共施設も地方で全て見なければいけないので完全な一般財源になります。今まだ,財政当局が精査してる段階なので確定的な数字は言えないと思いますが,おそらく対前年で比べると数億円ぐらい跳ね返る可能性があるので,またそこを十分精査していきたいと思います。それで,一番影響があるのは,多分学校施設等ですね。学校,それと下水の処理場,それとここのような公共(施設)なのですが,この庁舎は全てLEDなので,それを見越して全部替えてるのですが,やはり学校とかは一般の蛍光灯なので,学校施設それから市営住宅,それと下水の処理場,こういうところが多分跳ね返りが大きいと思います。

(記者)

 市の財政がなかなか厳しくて,市独自の政策に使えるお金が限られてる中での2億円,若しくは来年もうちょっとあるのか,その辺の額が結構大きいのかなと思うんですけれども,そこは,例えば国に何か財政措置みたいなものを求めていくのか,それともこれまでのような交付金で代替してるという認識なのか,その辺,この電気料金の高騰について国に何か求めるものというのはあるのでしょうか。

(市長)

 11月にも全国市長会の理事会がありまして,その時点では,(出産・子育て応援給付金の)6分の1の負担とかというのが急に出てきたので,財務大臣に直接会う別の機会があったので,そこは強く申し入れをしております。それから厚生労働省の副大臣にもきちっと事前協議してくださいねという申し入れをしています。それと,来年の交付税の動向が一つのポイントになると思いますが,,まだちょっと分からないので,国税が上振れば,令和4年度は上振れしているので,令和4年度の交付税の追加配分はある予定です,あまり大きな金額ではないですが。ということは,令和5年度の交付税の発射台が上がってるので,落ち込むことはないのかなと思いますが,やはり交付税の動向が,物価高騰対策も含めて役所が使う経費等でやはり鍵になるので,そこはいろいろな場面を通じて強く申し入れはしていきたいと考えます。

(記者)

 おっしゃってるのは,この電気代の高騰分を充足するような形での交付税措置が有りうるということなんですね。つまりこの上がった分は,国に対応を求めたりするわけではないということなのですか。

(市長)

 いや,それは多分制度上,松島さん(副市長)が詳しいですけれども,制度上無理だと思うので,国も自前で見てるので,それを交付税で上げてくれという理屈は通らないので,ただ交付税がやはり伸びると一般財源の中で少し余裕ができるので,そういう意味で交付税の充実というのは強く要請をしていく必要があると考えてます。ただ,いろいろ財務省もキャンペーンを張ってて,我々のところは基金を当初予算を組む時のやりくりで全部使ってるんですが,地方全体でいうと基金を積み上げてるところもあるので,大都市とかそういうところで,それで今財務省は,財政審(財政制度等審議会)ですけれど,地方は基金が増えてるじゃないかと,だから交付金なんかも平常に戻す,カットするということを言ってるので,そこは激しい攻防になると思います。

 

【新型コロナウイルス感染症対応について】

(記者)

 3点程質問させていただきます。まずは,最初に発表がありました新型コロナに関連することですけれども,年末年始,今年というか今年度の年末年始に関しても,患者数の減少というのは見込めないというか,増加すると今予測もされていますけれども,医療体制について年末年始に特別な対応を取られるご予定があれば教えてください。

(市長)

 知事が,この間,「警戒」に一つランクが引き上がったので会見しておりまして,今は医療逼迫してないのですけれども,これから逼迫する可能性があるので,そこは十分気をつけて対応していくと会見で述べていたと思います。今のところ医療機関は逼迫していないですが,例えば松山(愛媛県)はずっとここ数日1,000人を超えてると思います,高松(香川県)も1,000人に近づいてきていますので,昨日は750人ぐらい高知県全体で出ましたので,そこで止まるのか,松山のように1,000人を突破していくのかというのは,今週のすごく分かれ目になるので,そこは注視をしているところです。医療機関はすごく丁寧に対応しているので,そこは今は大丈夫なのですが,これから毎日1,000人を超えていくような感染が拡大していくと医療機関が逼迫していくので,そこはまた我々は高知市医師会などと十分協議をしておきたいと思います。

 

【藤並公園の改修工事について】

(記者)

 2点目です。来年度予算に関して,今電気代の話なども出ましたけれども,それ以外に資材高騰もかなり影響してます。今年度予定していた藤並公園改築についても,当初計画を変更する状態になっているかと思いますけれども,来年度,新しく建てるものや改築などの工事に関して,何か懸念されていることがあったら教えてください。

(市長)

 物価高騰は,現に契約している分の物価スライドで,いわゆる追加,契約金額を引き上げるというのが数件出てますので,大体業者さん等のお話を聞いていると鉄骨材を含めて,それから半導体不足で納期の遅れ等もありまして,大体2割程度が上がっていると言われています。分かりやすく言うと,10億(円)の設計価格のものが12億(円)になるということなので,藤並(公園)の場合はもう少し小さい工事でしたけれども,多分予定で,予算ベースでいうと1億4,000万円位のものが,もう1回見積もりを取り直すと2億(円)を超えていたと思うので,今,圧縮作業に入っていると思います。金額的に言うと,多分それぐらいだったと思います。やはり物価高騰で予算にはまらなくなっているケースがありますので,それをできるだけ設計書の中身を見直して落とすという作業が当然入ってくると思います。ただ,どこで収まるかちょっと見えないので非常に心配しております。それが建築費を押し上げるということに繋がる可能性があります。ただ来年度,大規模な建築のものがないように思いますが。

(財務部長)

 来年度予算が出てきてないのでこれからですけど,大規模なものはなかったと思います。

(市長)

 大体,一定経費のかかる施設はもうほとんど消防署を含めて建て替えたので,消防屯所がちょっと残っていますけれども,令和5年度に大規模なものはあまり残っていなかったような感じなんですが,ただ今はどちらかというと改修工事がこれからどんどん乗ってきますので,改修工事で単価が上がっているという可能性はあります。

(記者)

 ちなみに藤並(公園)ですけれども,確かに1億4,000万(円)が確か2億2,000万(円)程度になったかと思っていますけれども,西敷地の議論の中でも公園機能は藤並(公園)や丸ノ内(緑地)というところに任せたいという発言も何度も出てるように,市を代表する公園かと思うのですが,この資材高騰で,言葉が悪いですけれどもスケールダウンするというか,新しい公園がですね,なってしまうことになるのですけれども,これは工期を見直して当初のようなものを作るということではなくて,金額を落としてというか,スケールダウンして工期を守るという,そういう方向になるのでしょうか。

(市長)

 今,整備中の公園は,丸ノ内の緑地,追手門の緑地がお堀のところから見えている,これはほぼ概成をしてきていますが,ここが今,整備中で,来年の春に完成する予定です。それから,先程の藤並(公園)については,物価高騰の直接の煽りを受けましたので,まだ設計で,発注前の段階でしたので,設計を今見直しています。もう一つ,下知の方の横堀公園を,県の街路事業の関係もありまして公園側の改修とセットになってるので,横堀公園の改修は,これからです。その三つが,一つはまだ未着工ですけれども,三つを予定しています。横堀公園も委託は完了しているので,ただ物価スライドで少しまた予算が乗ってくる可能性はあります。藤並(公園)は今,設計の仕様の中で,設計の中身を精査して洗っているところで,ただ設計を見直しても予算がはまらない可能性はあるので,その時には当初の予定の1億4,000万(円)というのをもう少し積み上げる可能性はあるかなと思ってます。

(記者)

 藤並(公園)の完成予定に変更はないということでしょうか。

(市長)

 いや,完成予定はちょっと遅れるのではないかなと思いますが。

(財務部副部長)

 完成は令和5年度と聞いています。

 

【市有物件について】

(記者)

 分かりました。3点目です。年明けに市役所の南別館の公売が始まると同時に,旧中消防署の跡地についてサウンディング調査を始めるということでした。中消防署の跡地については,さほど広い敷地ではないかと思いますけれども,県庁,高知城の真正面にある一等地ということになるのですけれども,どういうものを期待するのか,市長の現時点での考えがあれば教えてください。

(市長)

 南別館はこれからですけれども,南別館は今,臨時的な県市の合同のワクチンの接種ということで集団接種会場として使っています。それの一定目途がついたら南別館は売却の方針なのですが,また売却の方針の中身の詳細を詰める時に,いろいろ条件設定はしていくということになろうかと思います。それで中消防署の跡地ですが,今,四国電力さんが電気ビルを建築中ということで敷地を貸していますが,その後,例えば売却なのか貸すことになるのかということを含めて,それを今協議中だと思います。

(財務部副部長)

 今,4月末まで四電ビジネスさんに土地を貸し付けをしておりますので,それが終わりましたら事業者の皆様にどのような活用が可能かということを,サウンディング(調査)を行うとともに,あの場所は埋蔵文化財の包蔵地になっておりますので,そういったものの調査にどの程度の費用がかかるのか,そういったものも含めて調査の方はしていきたいと思っております。

(記者)

 中消防署の跡地は,市長としてはこういうものになって欲しいなとか,こうしたいなという思いというのは,現時点でありますか。

(市長)

 ちょっと中途半端なのですよね,面積的に。おそらくビジネスユースの方があるのではないかなと思いますが,そこはまた売却か貸すのかを含めて,今,財務部の中の方でもいろいろ協議しているので,まずそこの意見と民間事業者の意向を聞きながら最終の方向を決めていきたいと思います。

 

【高知龍馬マラソンについて】

(記者)

 高知龍馬マラソンについてお伺いしたいのですけれども,1万2,000(人)に対して再募集したけれども,8,000(人)弱しか埋まらなかったという現状があるようですけれども,あえてその中で新たに800万(円を)補助しないといけなくなった現状をどう受けとめてらっしゃるのかという部分と,当然,観光とかの面での影響が大きいと思うのですけれども,あるいは市民マラソンブームがちょっと一時程でもなくなったのか,コロナの影響が大きいのか,その辺りの受けとめを含めて,市長のお考えをお伺いしたいと思います。

(市長)

 龍馬マラソンにつきましては,最初は多分4,000人ぐらいからスタートしたという記憶がありますが,1万人を超えて順調に伸びてきましたが,やはり令和2年からのコロナの関係もありまして,今年の2月も残念ながら中止ということになったところです。やはり応募割れという全国的な状況も出ておりまして,今般,1万2,000人で募集したのが良かったのかどうかということを含めて,少し振り返りは要ると考えております。それで,青山学院(大学)は合宿に来てくれるということになっているので,今年の2月も青学は最終の仕上げとして龍馬マラソンへ(合宿に)来ている大学生を出したいと言っていたのですが,残念ながら中止になりました。ただ,開催されるということになって青学が予定どおり来たら,多分青山学院(大学)のフレッシュグリーンの大学生たちもこれに参加してくると思っております。それで,やはりコロナの第8波の影響がどうなるかというのは懸念されますけれども,今のところ,(他県の)マラソン大会はいろいろ工夫しながら結構開催されており,今年の2月は残念ながら中止になっているので,来年2月はできる限り開催したいとは考えているところです。

(記者)

 一時のような,市民マラソンのブーム程でもなくなったのかどうなのかという部分の市長の肌感覚をお伺いしたいのと,それと,あえてまたここで800万円補助しないといけないということについての受け止めですね,その部分も少しお伺いできればと思います。

(市長)

 龍馬マラソンの宿泊は,ほとんど高知市内に泊まりますので,いわゆる高知市が一番メリットがあるということで,高知市も一定の補助金を出しているところです。マラソン大会につきましては,今コロナで令和2年,3年,4年と縮小傾向にはありましたが,コロナを最終的には第2類から第5類,いわゆるインフルエンザと同じようなところまで落とすと思いますので,そうすると,また戻ってくると考えられますが,今年の各有名な場所のマラソン大会の募集とかも見てると,やはりいろいろ工夫してます。たぶん,応募者が少ないだろうということを見越して,できるだけ魅力があるように中身のメニューを少し変えたりしているので,そういうところが重要になっていくと思います。龍馬マラソンの一つに,非常に人気があったのは,春野の花街道で春野のトマトとか,本当にいろいろなものを無料で出してくれて,それを食べるのを皆さん楽しみに来ていたので,今コロナでストップしていますけれども,そういうのがきちっと戻ってくれば,また人気は出ると思いますが,やはりいろいろ工夫がいると思います。

 

【西敷地について】

(記者)

 西敷地ですが,昨日まちづくり調査特別委員会がありまして,そこでも一番議論になっていたのが,西敷地の方針についてはまだ分からないという話でしたけれども,三期中活(中心市街地活性化基本計画)に登載している記載が,今まで従来の高度利用的な話がそのまま記載されて,それが最終案としてパブコメ(パブリックコメント,以下同様)にかかっていると,現時点で。これはおかしいと。議会にそれを持っていくのは失礼だという議論もありましたけれども,なぜ再度,委員会をやって最終案を修正して市民や議会に諮るという手法は取られなかったのか。スケジュールということか分かりませんけれども,それがノーマルではないと思いますが,いかがでしょうか。

(市長)

 昨日,まちづくり調査特別委員会があり,そういう意見が出たというのは承知をしております。第三期になるのですが,中心市街地活性化の基本計画案ですね,これ本体はこういう非常に分厚いものですが,5回までこの策定委員会に審査をしていただいて,5回で最終案を取りまとめて1回終結をしているので,その後に,いわゆるプロポーザルの審査会があったので,結局,終結した上でプロポーザルの最終的に提案の中で審査をして,最終は採択しないという結論になったので,やはりスケジュールの関係があります。それで11月24日からパブコメが今現在かかっている最中で,来月の12月23日まで1ヶ月間パブコメをかけますので,そこでもいろいろご意見も出ると思いますので,パブコメのご意見,それからまちづくり調査特別委員会の意見,それから12月以降の本会議でもご質問がいろいろ出ると思いますので,それを踏まえた上で,例えばこれをどう修正するかということを含めて全体整理をしたいと考えています。

(記者)

 そのパブコメにかかっている案には,そのまま前のものが出ているわけでして,それだけ見ても修正がなっているものとしては出されてないので,何というかパブコメを軽視してるというか,形だけということを言わずのままに言ってるということになってしまうのではないかということも,かなり大きな話として市民への向き合い方ですね,「ここが欠けてるのは,どうせ変えるがやきよ」みたいなのを出してるというのがおかしいというのも昨日かなりあったのです。パブコメのやり方としてもおかしいのではないかという,そこはいかがですか。

(市長)

 これまでもいろいろな計画につきましては,大きな計画についてパブリックコメントをかけて出てきた意見で中身を修正するということをやってきているので,これは,先にいわゆる原案をどの段階で締めてこれを作ってるのかというのと,プロポーザル審査が後になっているので,そういうタイム的なところがちょっと後ろへずれていたというのが,一つの,今ご指摘を受けてるところなので,やむを得なかったと思います。パブコメ,また議会のご意見を踏まえて,今ご指摘を受けているのは文言なので,最終的に文言の修正若しくは調整をしていく必要があると考えています。

(記者)

 分かりました。当初から日程設定が大体こうなることは予想できたのですけれども,その日程設定自体がちょっと問題ではなかったかなという気がしますが,分かりました。委員さんはおそらく,いろいろと案の修正をしたいと思っていると思います。古谷さんから安藤さんからの話,この前も聞いてもですね,かなり強い思いを持っておられましたので,委員さんは。委員さんに対してもちょっと失礼な形になったのではないかなという気はしますが,分かりました。それと,議会の意見を聞くという話ですけれども,昨日も非常に,任期もないのに聞かれても,そんなこと言われても市長も(次期選挙に)出るとも出んとも言っていないうちに言われても困るという意見もありました。議会の意見を聞くと言うけれども,具体的にじゃあ何されるんですかという話とか。一般的な議論の中で質問で出るというのはもちろんあると思いますけれども,ほかに何かそのお考えはありますか。例えば,各会派と懇談するとか,違う手法の,より具体的なものは何かお考えはないですか。

(市長)

 まずは,まちづくり調査特別委員会の報告が今回の審査結果を受けた一つのキックオフになっているので,本会議で当然ご質問をいろいろ受けると思うので,本会議での議論,それから常任委員会が,経済文教常任委員会があるので,そこでのご意見,それとパブリックコメントがこの1か月間並行して動いていくので,その辺りを総合的に勘案をして,また議会と個別に相談をしながら,最終の方向性は決めていきたいと思います。議員さんの任期というのは4月の末まで,5月1日だったと思いますが,任期があるので来年の4月まで,それと私の任期が11月の末ぐらいまであるので,議員さんにはできる限り,今いる方々とずっと長い間議論してきたので,今いる方々とそこを議論しながら,できたら次の方向性を決めていきたいというお話をしています。

 

【マイナンバーカードについて】

(記者)

 分かりました。委員会の場合は報告事項で,これは質疑しかしないでくださいと,意見は控えてください,みたいな話が昨日もかなりあって,いやいやそれは意見は市長が聞くというのだから言わせてくださいみたいな話で,かなり意見を出すということ自体もなかなか制約があるような形の中での議論でしたので,いろいろ市長の側から働きかけないと,そこが吸い上げができにくいという気がします。あと1点,すみません。マイナ(ンバーカード)の抽選,1万円プレゼント。あれは,もうそろそろ何か決まっていないとやばいのではないですか。

(松島副市長)

 今日,担当課の中窓(中央窓口センター)が来てないのですけれども,すみません,前回私が出張だったものですから,何かいろいろご質問いただいてるのですけれども,細かな経緯は聞いておりませんが,今,鋭意調整を進めていると承知をしております。具体的に何をお知りになりたいのでしょうか。

(記者)

 抽選のスタイルをどうするのかとか,商品券はどこのを買うのかどうかみたいな話も,前回聞いた時はまだ決まっていないという話だったので,例えば,任意で,勝手に申し込みとなっているのか,申し込みをあえてしなければならないのかというのも,松島さん(副市長)が(お答えを)修正をされましたけれども,その辺りがその後どうですかということです。

(松島副市長)

 分かりました。今のところは,手挙げ方式というのを検討してると聞いております。また,個別のどこの商品券なのかという,要するにそれぞれいわゆるテナントとかスーパーとかありますので,そこの部数というか枚数についても,今,最終調整をしていると聞いております。

(記者)

 抽選はどのような方法で行うのですか。

(松島副市長)

 パソコンのアプリケーションを使って職員の方でやると聞いておりますけれども,今のところは。

(市長)

 あと新年度予算の中で,当然まだ詳しい資料は国からは出てこないのですが,例えば交付金,特にデジタル関係の交付金の中で,我々いろいろ気になっているのは,一定の算定をする時に,やはりマイナンバーカードの交付率を一つの参考にするというのが結構出てきているのです。そういう意味でも,マイナンバーカードの普及の促進をしていきたいと考えております。

                                                 以上              

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