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令和5年12月7日 市長定例記者会見(議事録・Youtube動画)

会見項目

  1. 第499回 高知市議会定例会提出議案の概要

配布資料

会見内容

配布資料を用いて市長から説明

質疑応答

■質疑応答

【物価高騰緊急支援について(1)】

(記者)

今回の補正予算で特に力を入れたポイントはどこか。

(市長)

幅広い分野への支援ということを心がけました。

子育て世帯への支援では,保育料や副食費,小中学生の給食費を軽減するほか,通学定期券の半額助成を行う。

また,高齢者施設,医療施設などにも支援を行い,高齢者の皆様方が安心して施設の利用ができるのではないかと考えている。

中小企業への支援では,生産性向上に向けた設備を導入する中小企業に対し補助金を交付,補助要件として従業員の1.5%以上の賃金アップということを条件としており,給与所得者の皆様方にも何らかの恩恵が行くのではないかと考えている。

農業支援では,資材の高騰が高止まりの状況であることから,既存の農業用資材高騰下における営農継続を支援する補助金の上限額を10万円から25万円にした。

 

【12月補正予算について】

(記者)

市長選直後の予算編成ということでメニュー自体は基本的に各部局が準備したものなのかと思うが,特に市長のお考えが入ったものはあるか。

(市長)

すべて市長査定しており,反映をしている。

 

【令和6年度当初予算編成について(1)】

(記者)

市長公約のうち,令和6年度当初予算に入れたいと思うものは何か。

(市長)

150ある公約を各部局に振り分けて整理中であり,その中で「できるもの」であっても,速やかに実施するものか,中長期的に考えるものか,各部局と協議をしながらやっていきたい。

(記者)

選挙では若者の定住を特に訴えていたが。

(市長)

奨学金の返還支援や結婚支援もしっかりやっていきたい。

(記者)

選挙中,スクラップアンドビルドも一方で訴えていたが,当初予算の編成に際して,各部局に何か指示するのか。

(市長)

来年度中にやるべきものは何なのか,その優先順位をつけた上で,どうスクラップしていくのかということになるかと思う。当然私が訴えたことは優先順位の中では上がってくると思うし,その中で何を削るのかというのは,おのずと見えてくるのではないか。

(記者)

市長等の給与減額に関する条例議案があるが,今後も継続していくのか。

(市長)

財政上,本市も厳しい状況であり,また,物価高騰などで市民の皆様方の暮らしも厳しいという社会情勢の中でまだ給与減額をやめる時期ではないと考えている。

 

【市長の政治姿勢について(1)】

(記者)

今議会では,女性の副市長に関する人事議案を提案しないのか。

(市長)

検討中である。

(記者)

市長就任後,初めての議会となるが,意気込みは。

(市長)

物価高騰緊急支援については,スピード感を持って取り組んでいくところを市民の皆様方に見ていただければと考えている。

(記者)

会派との向き合い方はどのように考えているか。

(市長)

すべての会派と同距離でお付き合いをさせていただく。

 

【物価高騰緊急支援について(2)】

(記者)

住民税非課税世帯等生活支援給付金は市民にいつ頃届くのか。

(市長)

今議会での議決が必要であるが,1月中には届けられる予定である。

 

【市長の政治姿勢について(2)】

(記者)

市役所の中に入ってまだ日が浅いと思うが,印象や何か発見など,感じたことはあるか。

(市長)

各部署それぞれが懸命に市民のために働いており,チーム一丸となって取り組める市役所だなということを改めて感じたところである。

(記者)

職員に特に訴えたのはどんなことか。

(市長)

基礎自治体として市民の皆様方にしっかり向き合っていく市政を作り上げていきたいということと,投票率が大変低かったということで,やはり市政と市民の皆様方が少し離れており,これを近づけるためにどうするのかということを訓示では述べさせてもらった。

(記者)

非常に信念に基づいた行動をとられることから,目指す理想の市長像として濱口雄幸の名前を挙げている。

(市長)

トップダウンというよりは職員の皆さん方が挙げてきたものを私がどう判断するかである。挙げてくる前に私が的確にこうしてもらいたいということを指示をする。そういった市長を目指していきたいと考えている。

(記者)

リーダーシップを強く発揮されるということも言っていたが。

(市長)

当然リーダーシップを発揮するとともに,やはりチームワークをしっかり組んでいけるような市役所を作っていきたい。

(記者)

その中で濱口雄幸を例に出すわけではないが,どういうトップでありたいと考えているのか。

(市長)

濱口雄幸さんも信念の総裁でありましたので,私も信念に基づくトップを目指していきたい。

(記者)

自己の信念を強く抱いていきたいと考えているのか。

(市長)

自分の信念が間違っていたら大変なことになるので,職員の英知を結集し,その中で私がトップリーダーとして判断をし,責任を取っていく。そして時には後押しをするような市長を目指しているので,信念,信念ということで凝り固まるような市長には私はならないと思っている。

(記者)

市民との距離を埋めるということで,市民の中に飛び込んでいくという話があったが,当選後の1週間でそういう機会はあったのか。

(市長)

業務にはいろいろな会合もあり,その中で,桑名龍吾はどんな人物かということを見ていただいているのではないかと考えている。

(記者)

その場面で市民から感じたことはあるか。

(市長)

私自身も岡崎前市長の良いところはしっかり継承していかなければならないと思っており,その中で「新しい風を吹かせてください」という声は多く聞いている。

 

【令和6年度当初予算編成について(2)】

(記者)

当初予算のスクラップアンドビルド,特にスクラップの部分について具体的な内容は。

(市長)

これから各部局とヒアリングをしていく中で,見極めたいと考えている。

ふるさと納税やクラウドファンディングの強化,遊休資産の積極的な売却も含めて,新たな財源も生み出していきたい。

また,令和6年度は市の施設にネーミングライツなどを積極的に導入していこうと考えている。

(記者)

ある程度市長から指針や考え方などの指示を出すのか。

(市長)

公約には150の施策があるが,すべて一気にというわけにもいかないので,順を追ってということと,やはり全体的な財政のバランスを見極めながら進めていきたい。

(記者)

具体的な予算の編成にあたっては,各部署から出てきたものを市長が判断されて,これはいる,いらないというのを最終的に判断するといったイメージか。

(市長)

そういうイメージである。

(記者)

県のコロナ融資の返済は,来年の春から始まるが,コロナ倒産を出さないために,どのような伴走支援をしていく予定か。

(市長)

ゼロゼロ融資の返済にあたってどういった業種が厳しくなるのかという点は見極めていかなければならない。

令和6年度当初予算での対応になろうかと思うが,必要であれば3月補正でも対応する。

今回の12月補正予算では,特化した支援はないが,中小企業への設備投資支援において,給与アップを補助要件としており,一定の支援になると考えている。

 

【市長の政治姿勢について(3)】

(記者)

予算編成以外で早く着手したい,取り組んでいきたいものはあるか。

(市長)

トップセールスなど,そういう機会があったら大いに出ていって,高知市を売り出していきたい。

(記者)

機構改革の考えはあるか。

(市長)

もう少し全体像を見極めながら考えていきたい。

(記者)

これまでの高知市政の一つの特徴として,LGBTなどへの配慮に重きを置いていたと思うが,そこは今後変化していくのか。

(市長)

約32万人のトップになるわけで,そういったことで今苦しんでいる人がいれば,しっかりサポートしていく。

(記者)

平和行政はどうか。

(市長)

平和である高知市という面は当然作り上げていかなければならない。平和行政はしっかり引き継いでいく。

 

                                         以上

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