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令和7年1月28日 市長定例記者会見(議事録・Youtube動画)

会見項目

  1. 高知みらい科学館 プラネタリウム規模別観覧者数で6年連続全国1位

  2. 高知市の人口動態について

  3. 第506回高知市議会臨時会提出議案の概要

配布資料

会見内容

配布資料を用いて市長から説明

質疑応答

【補正予算について(1)】※財政課,教育政策課,防災政策課,交通戦略課,くらし・交通安全課

            新エネルギー・環境政策課

(記者)

今回の補正予算は物価高騰に対する支援が多いが,国の交付金配分を決めるに当たって,重点的に考えたところはどこか。

(市長)

子育て世帯の皆様から大変厳しい状況であるという声が届いており,また,議会からの要望もあったので,子育て支援に重点を置いた。もう1つは,物価高騰,燃油高騰と事業者が厳しい状況にあるので,それぞれに行き渡るような予算を組ませていただいた。

(記者)

給食費に関しては,4月以降の給食費の値上げも考えて2・3月分を免除するということだが,負担軽減効果が小学校で20円分,中学校で22円分と説明があったが,2か月分を援助することによって,来年1年間を平均した場合の額ということか。

(市長)

 そうである。

(記者)

4月以降の給食費の値上げについて,これは各世帯にとって負担になると思うが,12月議会において市長はなかなか市独自での負担軽減が難しいという話もされていたが,現時点で当初予算を編成するに当たって,負担軽減策は考えているか。

(市長)

全額負担をすることは考えていない。今回の補正予算において2か月分を免除することによって少しでも負担軽減になればという思いである。

(記者)

避難所生活環境整備事業費について,配備するシェルターテントは現状,高知市ではまだないものか。

(市長)

初めて購入するものである。

(記者)

今回,2500基の配備ということであるが,今後,避難所のうち体育館の収容人数である2万2000人分まで増やしていく考えか。

(市長)

当然,努力はしていかなくてはならない。

(記者)

タクシー地域アプリ導入等支援事業費補助金について,アプリを導入することによってタクシー事業者に対してどんな支援をすることができるのか。

(市長)

既存のアプリをすでに導入する事業者もあるが,今回導入する地域アプリは手数料が安いということで,経営向上にも資していくのではないか。

(記者)

防犯対策強化事業費について,ニュース等で見る限り高知で例示するような強盗事件があったことは報道されていないと思うが,市民の方から不安の声が上がってきているのか。

(市長)

全国的に玄関から侵入する強盗犯罪が増加傾向にあり,市民の皆さん方も不安に感じている声を受けて,今回,録画機能付きのインターホンを導入を促進するものである。

(記者)

高知市財政問題懇話会においてごみ袋の有料化について言及がなされているが,今,財源不足ということでどのようにお考えか。

(市長)

そういった議論があるというのは承知しており,意見も参考にしながら考えていかなければならないが,どうするかの判断には至っていない。

 

【高知ユナイテッドSC】※スポーツ振興課

(記者)

高知ユナイテッドSCについて,J3リーグが間もなく開幕するが,高知県は3000万円出資すると表明しているが,市としては具体的な支援は考えているか。

(市長)

検討中であるが,出資だけではなく県外からの観戦者も多くなってくると思うので,市政が活性化するような予算を作っていきたい。

(記者)

春野総合運動公園は市街地からかなり遠いのでアクセスが悪く,県外からの方は車がないので,バスがないと大変だけれども路線バスはなく,チームはどのように観戦に来てもらうか方策が見えてこないようであるが,市としてできることはあるか。

(市長)

これまでもチームがシャトルバスを運行したことはあるが,これからもシャトルバスを試合ごとに運行するのか,また,チームに聞くとシャトルバスの利用した方が平均で200人ぐらいいらっしゃるということであったので,今後は開催日には公共交通としてバスを運行することも考えられる。

また,春野総合運動公園は駐車場が少ないので,そういったことにもどう対応していくのか一緒になって考えていきたい。

 

【高知市の人口動態】※政策企画課

(記者)

人口動態に関して,市の人口が令和7年1月1日現在,前年同月比で4182人の減少と,初めて4000人を超えた。市は県の人口減少のダムという位置付けではあるが,その機能が十分に果たされているのか,市長の見解とその原因をどのように見ているか。

(市長)

自然減というのが大きな要因になっているので,高齢者の皆様方には健やかにこれからも元気に活動していただきたいし,また出生数をどう増やしていくのかは,しっかり政策としても取り組んでいかなければならない。

社会動態でみれば781人の減少に留まっているが,これを縮めていきプラスに持っていくぐらいのつもりでやっていかなければならない。

そのために今,子育て支援や結婚支援を実施することで,高知市が若い人たちに優しいまちだなと感じてもらうことも大事であり,活気があって楽しめるまちづくりもしながら人口減少を止めていかなければならないと思っている。

市のダム的機能というもの,県都高知市としての大きな責務,使命だと思っており,来年度も重点的に政策を打っていきたい。

 

【国民スポーツ大会】※スポーツ振興課

(記者)

国民スポーツ大会に関して,各競技の期間を分散して実施するなどの方針が示されている。

前回の高知国体においては,宿舎の不足などが問題にあったと思うが,このような方向性をどのように思われているか。

(市長)

分散開催は,宿泊不足の解消のほか,施設の整備についても同じ会場が使用できるメリットもあるので,開催地を分散することも含め地方都市にとっては有り難いことである。

 

【補正予算について(2)】※くらし・交通安全課,防災政策課,教育政策課

(記者)

防犯対策強化事業費について,高齢者の被害が多いと思うが補助の対象は,高齢者に限定はしているか。

(市長)

限定していない。

(記者)

現在,避難所に指定されている体育館などの収容人数が約2万2000人ということだが,実際に高知市で避難生活を想定される人数はどれくらいか。

(市長)

災害の規模によって様々であるが,一時避難は最大で約16万人と想定をしている。

(記者)

高知市では現実的に避難所となる場所がなく例えば広域避難のような別の対応を考えていいるのか。全国で地震が頻発しているので,市民の方も不安に思われており整備について伺いたい。

(市長)

避難所は,現在足りない状態であるので確保に向けて動くとともに,先般いの町と広域避難についての提携協定を結んでおり,そういったことも考えながら整備をしていきたい。

(記者)

学校給食について,国会の方でも給食費無償化の議論も一部で話が始まってると伺っているが,今回すべての高騰分を吸収することができなかったというところは,そういう議論をにらんでという意味合いか,それとも市として財政的に追いつかなかったということか。

(市長)

今,国の方でも給食費の無償化が議論に上がっているので,それは期待をしたいと思っているが,そこをにらんで2か月分しか支援をしないということではなく,限られた財源の中で給食費だけではなく様々な支援をしていかなければならないので,今回,全額免除するには至らなかったということである。

                                         以上

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