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市長コラム新風洋々 2024年04月号
高知市広報「あかるいまち」より
ナイスラン!
快晴の下、ことしで10周年を迎えた「高知龍馬マラソン」が開催されました。私の出番は、スタートセレモニーと表彰式です。
朝、タクシーに乗った際の「市長、走らないんですか?」に始まり、会う人会う人から同様の声が。これまで6回出場して、取りあえず完走、いや、完歩はしております。フルマラソンは、素人にとっては大変キツいもので、いつもスタート前は「何で申し込んだのだろう」と悔やんでみたり。ですが、走り出すと多くの温かい声援が苦しさを吹き飛ばしてくれます。ゴール近くになると、ゆずの『栄光の架橋』が頭の中で勝手に流れ始め、あたかもオリンピックで優勝したかのような感動を得ながらフィニッシュです。
今回は、ランナーの皆さんをスタートでお見送りして、ゴールでお迎えをしました。表彰式で、女子2位の西松美樹選手にメダルを掛けた時、「市長、先日の駅伝、ナイスランでしたね!」と思わぬ声を掛けられ、聞くと1月の高知市役所の駅伝大会で私の走っている姿を見ていたようです。たった2キロのコースを必死の形相で走っている私がどう映っていたのか、嬉しいやら気恥ずかしいやら…。でも、その言葉に勇気づけられ、来年も駅伝大会に参加することを決意しました。
龍馬マラソンは、雄大な太平洋を望みながら、地元の方の真心に直に触れられるあったかい大会です。参加した選手、沿道で応援をした方、ボランティアで運営を支えてくれた方、全ての皆さんにとってことしもすてきな思い出ができたことでしょう。笑顔で、また来年お会いしましょう。
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※このページは、高知市広報「あかるいまち」に掲載されている「市長コラム 新風洋々」のコーナーを再掲したものです。