平成29年度 市長と語ろう会 後日回答とさせていただいたご質問へのお答え（2月8日南部健康福祉センター開催分）

【質問】　鷹匠町，唐人町付近の堤防は改修対象外か。

【回答】

　県では，南海トラフ地震による長期浸水を防ぐために，河川堤防の液状化対策として，地盤に鋼矢板を打ち込む工事などを実施しています。

　この対策工事を実施する範囲は，地震により地盤沈下が発生した場合に，現在の堤防の高さが朔望平均満潮位※１（浦戸湾TP※２　＋0.75ｍ）以下に沈下する場所を対象としています。

　ご質問のありました鏡川左岸の鷹匠町１丁目（唐人町）～与力町（堺町）付近の堤防につきましては，地質データ等をもとに調査・解析を行った結果，地震発生後においても堤防の高さが朔望平均満潮位を上回っていることから，液状化対策工事は不要となっております。

※１：各月の最高満潮位の年平均値

※２：東京湾平均海面高