本文
文化財情報 民俗文化財 さしおどり
指定
高知市指定 民俗文化財 指定年月日 昭和 49年
名称
さしおどり
所在地・所有者
高知市春野町秋山
写真
さしおどり
解説
江戸時代から秋山地区に伝わる踊りで、農民たちが豊作を祝い、神に感謝して踊ったものといわれ、「豊年おどり」ともよばれます。ちなみに、「さしおどり」の「さし」は「さし上げる」「ささげる」という意味で、「奉納」「奉献」を表したものとされます。
踊りは、源平合戦における屋島の戦いで、那須与一が扇の的を射たという故事を唄った地唄に合わして、たすきがけで方形に並んで手をさし上げるもので、手の動きや足さばきに特徴のある素朴な踊りです。