本文
文化財情報 重要文化財 工芸品 太刀(銘備前國長船兼光建武三年丙子十二月日)
指定
国指定 重要文化財 工芸品 指定年月日 昭和25年8月29日
名称
太刀(銘備前國長船兼光建武三年丙子十二月日)
所在地・所有者
高知城歴史博物館・高知県
解説
備前国長船(現岡山県瀬戸内市)で制作された「長船物」の刀剣。兼光は鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した長船派正系の刀工。
この太刀は、大岡越前守忠相の所持で知られ、明治時代に土佐出身の刀剣愛好家今村長賀から山内家に献上された。山内家では伝来の「一国兼光」に対し、「大兼光」と呼び習わしている。