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文化財情報 重要文化財 古文書 長曾我部地検帳 三百六十八冊
指定
国指定 重要文化財 古文書 指定年月日 昭和46年6月22日
名称
長曾我部地検帳 三百六十八冊
所在地・所有者
高知城歴史博物館・高知県
解説
各冊 約 縦 39.5cm 横 27.5cm
袋綴冊子装 料紙楮紙
内訳 安喜郡 31冊 香我美郡 32冊 長岡郡 52冊 土佐郡 49冊 吾川郡 27冊
高岡郡 72冊 幡多郡 105冊
天正15年(1587)から慶長三年(1598)にわたる土佐国地検帳の原典である。長宗我部元親・盛親父子によってなされたもので、全国的に施行された太閤検地と時代を同じくするものであるが、その表現に特色を見せているばかりではなく、一国単位にこれほど周到に施行され、完全に保存されているものは極めて稀だとされている。
全368冊のうち一部(37冊)は汚損のために元禄10年に複写本から重写され、吾川郡弘岡村の所務帳3冊も混入しているなどの例もあるが、他は当時の原典がそのまま保存されたもので、土地史料に関する貴重な文化財。