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高知市水安全計画(全体版)の策定について
高知市水安全計画(全体版)の策定について
高知市では、市民の皆さまに安全でおいしい水をお届けするために、浄水施設などの整備を行うとともに、適切な運転管理と水質検査を実施してきました。
しかしながら、高度経済成長期に整備した水道施設の老朽化や、喫緊に迫った南海トラフ地震への対策など、多くの課題が顕在化するなど、水道を取り巻く環境が変化しています。これまでと同様に、安全でおいしい水をお届けするためには、水源から給水栓に至るまで、統合的な水質管理が必要となっています。
WHO(世界保健機関)は、食品製造分野で確立されているHACCPの考え方を導入し、安全な水の供給を確実に行うための水道システムを構築する「水安全計画」という水質管理手法を提唱しています。我が国においても、厚生労働省が水道水の安全を一層高めるため、水道事業者にそれぞれの水道システムに適した「水安全計画」の策定を推奨しています。
本市においても、こうした動きを踏まえ、旧簡易水道施設も含めた、高知市の水道システムや、水質管理の現状、水道システム全体における水質管理上の課題、及び、水安全計画の運用方法などを記載した「高知市水安全計画(全体版)」を策定しました。
高知市水安全計画(全体版) [PDFファイル/3.91MB]
※令和3年4月17日に掲載していた内容の一部を修正し、再掲しています(令和3年5月21日)