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日根野弁治が開いた道場は、鏡川沿いの築屋敷(つきやしき)と呼ばれる場所にありました。郷士の門下生が多く、龍馬も14歳から19歳まで修行し、剣術や居合、槍や薙刀、騎射、水泳などの武芸を身に付けました。現在では、その道場跡はないものの、趣ある街並みが残り、春には桜が満開になります。日根野道場の正確な場所は分かっておらず、現在の場所は推測地となります。