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「天災は忘れられたる頃来る」という有名な言葉を残した寺田寅彦は,物理学者でありながら,夏目漱石との親交もあり,多くの随筆を残す文学者でもありました。その寅彦が,4歳から19歳まで過ごしていた邸宅を復元したのが,この寺田寅彦記念館です。寅彦の勉強部屋の他に,主屋と茶室があり,広い庭には随筆の題材としても登場した各種の草木が,季節折々の表情を見せています。1967(昭和42)年に,邸跡及び居室(勉強部屋)が高知市史跡に指定されました。この記念館の表座敷と茶室は,貸室として活用できるようになっています。
住所 | 高知市小津町4-5 |
開館時間 | 9時00分~17時00分 ※見学のための入館は午後4時30分までにお願いします。 |
入館料 | 無料 |
休館日 | 毎週水曜日・年末年始(12月27日~1月3日) ※ 臨時休館することがあります。 |
問い合わせ先 |
088-873-0564(高知市寺田寅彦記念館) 088-832-7277(高知市民権・文化財課) |