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妊娠中の方へ~新型コロナウイルス感染症対策~
妊婦のみなさんへ
このたび,厚生労働省から妊娠中の方への新型コロナウイルスに関連した情報提供がありましたので,お知らせします。
以下の内容は、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症(Covid-19)対策 ~妊婦の方々へ~ (2020年4月1日版)」からの抜粋です。
詳しくは,厚生労働省のホームページをご参照ください。
なお,「妊娠中の方へのマスク等の配布」につきましては,国から市への提供があり次第,ご案内やお知らせ等をさせていただきますので,しばらくお待ちください。
感染が妊娠に与える影響
現時点では,妊娠後期に新型コロナウイルスに感染したとしても,経過や重症度は妊娠していない方と変わらないとされています。
胎児のウイルス感染症例が海外で報告されていますが,胎児の異常や死産,流産を起こしやすいという報告はありません。
したがって,妊娠中でも過度な心配は必要ありません。
日頃の感染予防
一般的に妊婦の方が肺炎にかかった場合には,重症化する可能性があります。
「人混みを避ける」「こまめに手を洗う」などの日頃の健康管理を徹底してください。
1 密閉空間,2 密集場所,3 密接場面 という3つの「密」が同時に重なるような場所を避けてください。
発熱などがある場合
■妊婦の方で,風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日程度続く方,強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合は,早めに帰国者・接触者相談センター(高知市の場合は,「新型コロナウイルス健康相談センター」)へご相談ください。
新型コロナウイルス健康相談センター
電話 088-823-9300(9時~21時 土日祝含)
妊婦健診の受診について
■新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した方,ご家族に感染疑いのある方がいらっしゃる場合は,妊婦健診受診前に,かかりつけ産科医療機関に電話でご相談ください。
■新型コロナウイルスに感染している可能性があるときは,妊婦健診受診を控えていただき,まずは帰国者・接触者相談センター(高知市の場合は,「新型コロナウイルス健康相談センター」)に電話でご相談いただいた上で,かかりつけ産科医療機関にご相談ください。
分娩について
■各都道府県においては,妊婦の方が罹患した場合の周産期医療機関提供体制の整備など,安心・安全な分娩の実現に努めています。新型コロナウイルスに感染した妊婦の方は,かかりつけ産科医療機関と分娩先などについてご相談ください。
なお里帰り出産につきましては,以下のホームページをご参照ください。
日本産科婦人科学会 「妊婦の皆様へ~“里帰り(帰省)分娩”につきまして」
働いている方について
ご自身の体調なども踏まえ,時差通勤やテレワークの活用,休暇の取得などについて,勤務先とご相談ください。
仕事を休む場合の休業手当の支払い当の賃金の取り扱いなどについて,勤務先とご相談ください。