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【令和5年度9月採用予定】 高知市地域おこし協力隊を募集!ミッションは鳥獣対策・ジビエ
高知県のほぼ中央部に位置する県都・高知市は,人口約32万人の中核市です。北部には急峻な四国山地を有し,この支峰を源流とする鏡川の下流域を中心に都市が形成されています。かつては土佐二十四万石の城下町として賑わい,その後は高知県の政治・経済・文化の中心として発展し,高知城や日曜市,桂浜など,高知の観光の拠点にもなっています。
都市部には行政機関や商業施設など,高度な都市機能が集中していますが,自動車で30分も走れば,自然豊かな中山間地域や田園地域,雄大な太平洋に面した沿岸地域が広がり,本市ではこれらがバランスよく調和したまちづくりをめざしています。
一方では,本市の中山間地域において人口減少・少子高齢化が年々進行し,基幹産業の衰退や地域行事・伝統文化の担い手不足など,様々な課題が生じています。
そこで,高知市では特に人口減少が深刻となっている中山間地域(鏡地域)において,「鳥獣対策(狩猟・ジビエ)」等に取り組み,地域の方と一緒に活性化をめざすことを目的に,「地域おこし協力隊」の隊員を募集します。
◆高知市地域おこし協力隊募集要領 [PDFファイル/553KB]
募集人員
1人
※ 令和6年度からの雇用については、令和5年度の予算が成立することが条件での雇用となります。
※ 雇用開始から1か月間は条件付採用期間となります。
活動内容
地域おこし協力隊の活動は,高知市地域おこし協力隊の就業等に関する要綱(令和3年7月20日制定)に基づき,鏡地域坂口・柿ノ又地区における次の活動を行うこととします。
(1) 鳥獣対策(狩猟,ジビエ活用)
柿ノ又地区にあるイノシシ等加工処理施設を拠点として,狩猟やジビエの加工処理などを行う中央地区猟 友会鏡支部があります。協力隊員の活動の実施にあたり,ジビエ加工に取り組んできた経緯や活動内容を理解していただくため,中央地区猟友会鏡支部と一緒に活動していただきます。
中央地区猟友会鏡支部との活動を通じて,イノシシ等の捕獲に関する技術・知識の習得や,活動に必要な資格の取得,イノシシ等の解体技術の習得,新たな加工品の開発,販路の拡大などに取り組んでいただきます。
また,地域内の有害鳥獣対策の現状を把握するため,地域内の状況把握をしていただきます。
(2) 農業支援(ほうれん草,水稲,茶,四方竹)
地区には坂口地区施設野菜研究会があり,地域住民が協力して,ハウスでの園芸野菜としてほうれん草やみず菜,小松菜などの栽培が行われ,週3回市場へ出荷しています。
協力隊員には,地域農家の援農に取り組んでいただき,農業に関する知識を習得していただきます。
(3) その他地域力の維持・強化に資する活動
地域の行事などへの参加,住民との積極的な交流をしていただきます。
将来的には協力隊員の任期終了後に,半農半鳥獣(ジビエ等)により,生計を立てるべく,農業に関する知識の習得とあわせて,新たなジビエ活用を展開していくために中央地区猟友会鏡支部とともに継続して取り組んでいただくことも視野に入れていただきたいと考えています。
勤務条件等
任用形態は会計年度任用職員となり,任用期間は令和5年9月1日(任用開始日は,採用決定後に相談可)から令和6年3月31日までです。ただし,勤務成績が良好な場合は,1年度単位で任用の更新を行い,最長で令和8年3月31日まで勤務できる予定です。
給料等
月額 172,800円 (2年度目以降に昇給あり。)
※支給日は,原則として毎月16日です。
※別途,期末手当(6月・12月)・通勤に係る費用弁償等を支給します。
※給与等から社会保険料等の本人負担分,税金等が控除されます。
勤務日・勤務時間
勤務日
⑴ 勤務日及び勤務時間
勤務日は月曜日~金曜日のうちの4日間(ただし,国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日(以下「祝日法による休日」という。)は除く。)とし,勤務時間は午前8時30分~午後5時15分(休憩1時間あり。)を基本とします(週31時間,勤務日は応相談)。
⑵ 週休日及び休日
月曜日~金曜日のうち勤務日を除く日,土曜日及び日曜日(以下「週休日」という。)並びに祝日法による休日及び12月29日から翌年の1月3日までの日(祝日法による休日を除く。以下「年末年始の休日」という。)は休みですが,地域の行事やイベント等に従事するなど,週休日や祝日法による休日等に職務を行うことも想定されます。その場合は,原則勤務時間内での振替対応となります。
勤務時間
午前8時30分~午後5時15分(休憩1時間あり)
有給休暇等
年次有給休暇(初年度は7日間付与)、特別休暇(夏季休暇,生理休暇等)
保険等
社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険)に加入
兼業等
任期終了後の自立に向けた兼業は,勤務時間外,「勤務日ー⑵ 週休日及び休日」に定める日において,業務に支障のない範囲で可能とします。ただし,兼業をする場合は市長に届け出る必要があります。
その他
(1) 任用期間中の住居は,坂口・柿ノ又地区の空き家,または民間の賃貸借物件を各自で契約していただくこ とになります。なお,高知市からは予算の範囲内で,任用期間中の家賃の一部を補助する予定です。
(2) 勤務時間中は,活動に使用するパソコン・自動車(公用車)は,必要に応じて高知市が用意します。ただし,「勤務日-⑵ 週休日及び休日」に定める日に使用する自動車等は各自で手配してください。
(3) その他活動に要する経費は,活動計画の内容に基づき,予算の範囲内で高知市が負担します。
選考の流れ
1次選考(書類審査)
書類審査の上,5月上旬を目途に,結果を応募者全員に書面で通知します。合格者については,併せて電話等で連絡しますので,日中に連絡のとれる電話番号を応募用紙にご記入ください。
おためし体験プログラム
1次選考の合格者を対象に、高知市において2泊3日のおためし体験プログラムを実施します。
実施日
令和5年5月27日(土曜日)~29日(月曜日)
行程(予定)
日程 | 主な内容 |
---|---|
令和5年5月27日(土曜日) |
JR高知駅集合→オリエンテーション→市内ガイド高知市内宿泊施設(泊) |
令和5年5月28日(日曜日) | 活動地域の紹介・地域住民との交流→イノシシ等加工処理施設の見学,栽培地の見学→意見交換 高知市内宿泊施設(泊) |
令和5年5月29日(月曜日) AM~ |
先輩地域おこし協力隊との交流・意見交換会 |
(3) 留意事項
・おためし体験プログラムの参加は2次選考のための必須条件となります。
・自宅~JR高知駅の間に要する交通費,先輩移住者との交流に係る飲食費は個人負担となります。
・新型コロナウイルス感染症拡大防止にあたって,事前にPcr検査や検温表等の提出をお願いすることがあ ります。
・新型コロナウイルス感染症の影響により,内容変更・中止となる場合があります。
・別途,現地説明などを受けたい場合には,個別に現地案内や関係者の話を聞くことも可能です(おためし体 験プログラムの実施時間は除く)。現地案内等を希望される場合は,必ず事前にご連絡ください。
2次選考(面接)
1次選考を合格し,おためし体験プログラムに参加された方を対象に,2次選考を行います。面接の日時,方法等については別途お知らせします。
選考結果は,応募者全員に書面にて通知します。
応募方法
⑴ 応募方法
次に掲げる(1)~(5)の書類を「8 提出・問い合わせ先」に持参(週休日及び祝日法による休日を除く日の午前8時30分~午後5時15分とする。)又は郵送(書留郵便に限る。)により提出してください。
提出書類
(1) 高知市地域おこし協力隊応募用紙(様式1)
応募条件確認及び応募動機等を記入してください。
(2) 履歴書
市販の履歴書に必要事項を記入の上,提出日から3か月以内に撮影した写真を添付してください。
免許・資格等は活動内容に関わらず,できる限り記入してください。
(3) 作文
「3年間の活動で掲げる私の目標」をテーマに,400字以上1,000字以内で作成し,提出してください。用 紙サイズはA4で,書式は自由です。
(4) 住民票の写し(提出日から3か月以内に発行したもの。)
(5) 運転免許証の写し(普通自動車運転免許)(AT限定不可)
◆高知市地域おこし協力隊応募用紙 [Wordファイル/40KB]
募集受付期限
令和5年5月1日(月曜日) 正午(必着)
参考資料
◆高知市地域おこし協力隊募集要領 [PDFファイル/553KB]