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<特殊詐欺警戒注意報発令>特殊詐欺に注意!
4月4日から4月7日までの間に,警察官などをかたったオレオレ詐欺の実害3件を認知したことから,県警察本部では,「特殊詐欺警戒注意報」(4月8日から4月10日までの間)を発令して被害防止を呼びかけており,市町村にも情報共有・注意喚起の協力依頼がなされています。
被害者は20歳代から70歳代までの男女で,被害額は約50万円から約1700万円となっています。
被害状況は以下のとおりです。
【事件への関与名目】3件
いずれも警察官を名乗る者から電話があり,
○「あなた名義のカードを使用していた男を逮捕している。あなたにも共犯の疑いがある。疑いを晴らすため指定する口座への送金が必要」などと言われ,指定された口座に送金してだまし取られた。
○「あなた名義の口座が犯罪グループの資金洗浄に使われており,主犯者があなたも仲間だと言っている。口座の取引履歴を確認するため,あなたの口座にある全額を,指定する口座へ送金する必要がある」などと言われ,指定された口座に送金してだまし取られた。
○「不正な取引があったことから現在使っている口座を凍結するので,預貯金をインターネットバンキングの口座を開設して移しておく必要がある」などと言われ,指定された口座に送金してだまし取られた。
「+」から始まる国際電話を使用して,警察署と同様の番号を画面に表示させる手口もあり注意が必要ですが,警察官が送金を指示するようなことは絶対にありません。
警察官を名乗る者から電話があった場合は,所属と係,氏名を確認して一旦電話を切り,電話帳や警察のHPで確認した電話番号にかけ直して問い合わせをするよう,被害防止等にご協力をお願いいたします。
併せて,「被害に遭われているかもしれない方」を見かけた場合は,声かけの上,最寄りの警察署へご連絡をお願いします。
警察に偽装した電話については,別添の注意喚起チラシを参考にしてください。
情報提供:高知県警察本部