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薬の正しい飲み方
薬をもらう前に / 薬の形 / 薬の正しい飲み方 / 薬の副作用 / 薬の飲み合わせ / 薬の保管方法 / 医薬分業 / かかりつけ薬局 / 健康食品等被害情報
薬袋は貴重な情報源です
薬袋には用法,用量など,正しく薬を使うための大切な情報が書かれています。
薬を使い終わるまで大切に保管しましょう。
薬袋の書かれた情報
- 患者さんの名前
- 薬の種類(内服薬,外用薬,頓服薬など)
- 用法(薬の飲み方 : [例] 1日2回 朝夕食後 14日分)
- 用量(1回分の薬の量 : [例] 1回量 錠剤1錠)
- 薬局や病院の名称,所在地
- 調剤した薬剤師の名前
- 調剤年月日(薬を調剤した日)
用法や用量をきちんと守って正しく使いましょう。
わからないことがあれば,薬剤師に相談しましょう。
服用方法
飲み方 | 説明 | 代表的な薬(参考) |
---|---|---|
食前 | 食事の30分くらい前 | 食欲増進剤,漢方薬 |
食直前 | 食事の直前 | 一部の糖尿病薬 |
食後 | 食事の後30分くらいまでに | 解熱鎮痛剤 |
食間 | 食後2時間くらい | 胃壁保護薬 |
寝る前 | 寝る30分くらい前 | 睡眠薬 |
○時間毎 | 決められた時間ごとに | 抗凝血剤 |
※注 医師の判断により,薬の飲み方は変わることがありますので,薬剤師や医師の指示どおりに飲みましょう。
悪い飲み方
予想以上の作用が現れたり,消化管に炎症を起こすなどの原因となります。
- 時間や量を守らない
- 使用方法を守らない
- 水と一緒に飲まない
- 飲んですぐ横になる
飲み忘れ防止の工夫
薬を飲み忘れてしまうという方は,お薬カレンダーなどを活用すると,飲み忘れを防ぐことができます。
また,薬の種類が多くなると飲み間違いも起こります。そのような場合,空き箱などを使って服用時間毎に分けておくと効果的です。このほか,薬局では,飲む時間毎に薬をひとつの袋にまとめてくれますので,活用すると良いでしょう。(1包化)