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飼養鳥を鳥インフルエンザに感染させないために【R5.11.29更新】

高知市内で死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザが確認されました

令和5年11月21日に高知市内で回収された野鳥(ハヤブサ1羽)の死亡個体から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出されました。

死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザ発生(外部リンク 高知県鳥獣対策課)

鳥インフルエンザとは

鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスに感染することで引き起こされる病気です。

家きん(にわとり、うずら、あひる、キジ、だちょう、七面鳥、ほろほろ鳥)に対して高い致死率を示すウイルスを高病原性鳥インフルエンザウイルスと言い、H5亜型とH7亜型があります。

鳥インフルエンザは鳥から鳥に直接または排泄物等を介して広がり、鳥インフルエンザウイルスに感染した鳥は元気消失、下痢、食欲減退、呼吸器症状などの症状を示します。

人への感染について

通常は人に感染しませんが、感染した鳥やその排泄物に触れる等、濃厚接触をした場合などにきわめて稀に人に感染することがあります。

鳥インフルエンザについて(外部リンク 厚生労働省)

野鳥との接し方について

日常生活において野鳥など野生動物の排泄物等に触れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。​

野鳥の糞が靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフル エンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがありますので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。 特に、靴で糞を踏まないよう十分注意して、必要に応じて消毒を行ってください。 

死亡した野鳥など野生動物は、素手で触らないでください。

死亡した野鳥を見つけたら(新エネルギー・環境政策課)

 

鳥を飼育している方へ

国内で鳥インフルエンザが発生したからといって、直ちに家庭などで飼育している愛玩鳥が感染するものではありませんので、衛生的な飼養管理を行い、冷静に対応してください。

屋外で飼養している場合の衛生管理

  • 毎日、鳥の体調に変化がないかよく観察しましょう
    • 元気、食欲、呼吸症状等に注意しましょう。
  • 防鳥ネットや柵などを利用して、野鳥との接触を避けましょう
    • 庭での放し飼いはしないようにしましょう。
    • 野鳥が侵入しないよう、飼養施設に破損がないか点検し、修理を行いましょう。
    • 小屋のそばに野鳥や野生動物の好む実がなる樹木を植えないようにしましょう。
  • 飼養施設やその周辺、水や餌の容器などをこまめに清掃し、汚れを落としてから消毒しましょう
    • 鳥の糞は乾燥すると舞い上がりやすいため、清掃や糞の始末をするときは手袋やマスクを着用しましょう。
    • 飼養施設の床は水などできれいに洗い流しましょう。
    • 消毒薬は逆性せっけんやアルコール、塩素系が有効です。鳥に消毒薬がかからないように注意しましょう。
    • また、鳥が消毒液を吸い込まないよう、飼養施設、水や餌の容器を使用する前に十分に乾燥または水で洗い流しましょう。
  • 野鳥の糞などが水や餌を汚染しないよう対策しましょう
  • 水はこまめに取り換え、餌は野鳥やネズミが侵入しない場所に保管しましょう
  • 鳥に触れたり、排せつ物等の掃除を行った後には、必ず手洗いとうがいを行ってください

​室内で飼養している場合の衛生管理

室内飼養の場合は感染リスクは低くなりますが、上記の屋外飼養の対策を参考にしてください。

日光浴をさせる場合は、野鳥と接触しないように注意しましょう。

水や餌の容器、鳥かごなどを外に放置しないようにしましょう。

鳥のお世話をするとき

人を介してウィルスを持ち込まないようにしましょう。

  •  必要に応じて専用の履き物や衣服を身につけ、小屋に出入りする際は靴の裏や衣服、手を消毒しましょう。
  •  関係の無い人が小屋にむやみに立ち入らないようにしましょう。
  •  鳥インフルエンザ発生地域などを訪問するのは控えましょう。

飼養している愛玩鳥に異常が見られたら

鳥が体調不良になったり死亡するには、さまざまな原因がありますので、直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。鳥インフルエンザの場合、原因不明のまま複数の鳥が連続して急に死亡します。

飼養鳥が複数羽連続して死亡する、簡易検査で陽性となった場合等感染が疑われる場合には、生活食品課までご連絡ください。高知市外の方はこちら(外部リンク 高知県薬務衛生課)

【参考資料】動物園等における飼養鳥に関する高病原性鳥インフルエンザへの対応指針(外部リンク 環境省)

※動物園等の展示施設のほか、ペットショップ、ペットホテル等の動物取扱業者の方、個人飼養者の方についても、本指針を参考に感染防止に努めてください。

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