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令和4年度 地域おこし学校「こうちみませ楽舎」について
地域おこし学校「こうちみませ楽舎」って?
長浜・御畳瀬・浦戸地域の振興のため、令和2年度から地域おこし学校「こうちみませ楽舎」を実施しています。
地域おこし学校「こうちみませ楽舎」は、旧御畳瀬小学校の校舎を再び活用し、地域おこしやまちづくりをみんなで楽しみながら学び、そこから生まれたアイデアをカタチにする「学び」と「実践」の学校です。
令和4年度は、地域課題をテーマに設定した「通常教室」に加え、受講生一人ひとりのアイデアをカタチにする、ステップアップ型の「プレミアムクラス」を開催。
また開校に先駆け、どなたでも気軽に参加できる「オープンスクール」を6月4日に開催しました。
通常教室
長浜・御畳瀬・浦戸地域に関連したテーマで、2教室を実施しました。
こうちみませ楽舎通常教室申込書(チラシ) [PDFファイル/764KB]
開催日
令和4年10月1日(土曜日)から令和4年12月10日(土曜日)までの隔週土曜日
2教室とも、同日での開催となります。
開催日 | |
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第1回 |
10月1日(土曜日) |
第2回 |
10月15日(土曜日) |
第3回 |
10月29日(土曜日) |
第4回 |
11月12日(土曜日) |
第5回 |
11月26日(土曜日) |
第6回 |
12月10日(土曜日) |
※状況により変更する場合があります。
内容
・名誉校長 高知市長 岡崎誠也 ・校長 南国生活技術研究所 黒笹 慈幾さん
教室1 自分のまちが好きになる アニメーターと行く、御畳瀬でロケハン!
◆時間 9時~12時
◆内容
アニメ美術設定家として活躍する講師とともに、御畳瀬地域をロケハンします。
このワークショップでは、御畳瀬地域をモデルにして写真を撮り、それを使って美術設定画風の成果品を作ります。(絵は描きません。また、映像作品を作ったり、上手な写真を撮ることを目的とした講座ではありません)
なぜこの景色が良いと思ったのか、なぜこのモチーフを面白いと思ったのかを探ることで、自分と地域の関係性を知り、自身の地域への愛着や考察を深めてみてください。
※ロケハン…映画などで撮影に適した風景のある場所を探すこと、ロケ地を選定することを指す語。「ロケーションハンティング」の略語で、和製英語。(出典:実用日本語表現辞典)
講師 |
緒川 マミオ さん |
吉冨 慎作 さん
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プロフィール |
兵庫県出身、2018年に高知市御畳瀬へ移住。 |
山口県出身、2013年に高知市へ移住。 土佐山地域をフィールドに、自然と地域課題を活かした学びの場を展開。 幅広いネットワークを活用し、起業支援や新規事業開発など、地域に密着した新たな取組を地方から発信している。 |
教室2 災害に備える!キャンプで使える!防災アウトドア入門
◆時間 13時~16時 ※第1・2・6回は9時~12時
◆内容
近年、注目が高まるアウトドア。その知識と技術は、災害時にもそのまま役立ちます。
経験豊富な講師とともに、地域をフィールドとして、楽しみながら学んでいけるワークショップです。
各回ごとに、「食」「住」「ライフライン」などをテーマに実践することで、もしもの時に生き延びる力を育みます!
講師 |
菊間 彰さん |
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プロフィール |
愛媛県今治市在住。 |
授業の様子
第1回 開校式・授業
10月1日(土曜日)に、令和4年度の「こうちみませ楽舎」開校式を行いました。
今年度の通常教室は「自分のまちが好きになる アニメーターと行く、御畳瀬でロケハン!」「災害に備える!キャンプで使える!防災アウトドア入門」の2つです。
開校式では、今年度から長浜・御畳瀬・浦戸地域で活動している「地域おこし協力隊」が司会を務めました。
岡崎名誉校長や黒笹校長、講師のみなさんから、23名の受講生にご挨拶。
また、受講生へ「こうちみませ楽舎」が始まった経過を説明し、自分が何のために/何を学ぶのかについて、理解を深める時間としました。
その後、各教室に分かれ、授業の進め方についての説明や、自己紹介などの交流を行いました。次回からは、本格的な授業が始まります。
今年度は、どんな教室になっていくのでしょうか。
第2回 授業
10月15日、第2回授業を実施しました。
秋晴れの下、どんな授業が行われたのでしょうか?
詳しくはレポートをご覧ください!
教室1 「アニメーターと行く、御畳瀬でロケハン!」【2】 [PDFファイル/544KB]
教室2 「防災アウトドア入門」【2】 [PDFファイル/833KB]
第3回 授業
10月29日、第3回授業を実施しました。
今回も両教室とも、フィールドでの授業でした。お天気に恵まれてなによりです。
授業内容について、詳しくはレポートをご覧ください!
教室1 「アニメーターと行く、御畳瀬でロケハン!」【3】 [PDFファイル/315KB]
教室2 「防災アウトドア入門」【3】 [PDFファイル/2.03MB]
第4回 授業
11月5日、第4回授業を実施しました。
秋の深まる中、受講生は熱心に、ロケハン成果品づくり&ミニ太陽光発電システムづくりに取り組みました!
授業内容について、詳しくはレポートをご覧ください!
教室1「アニメーターと行く、御畳瀬でロケハン!」【4】 [PDFファイル/257KB]
教室2 「防災アウトドア入門」【4】 [PDFファイル/1.38MB]
第5回 授業
11月26日、第5回授業を実施しました。
受講生は、12月10日の成果発表会を前にして最後の授業に真剣に取り組みました!
授業内容について、詳しくはレポートをご覧ください!
教室1「アニメーターと行く、御畳瀬でロケハン!」【5】 [PDFファイル/380KB]
教室2「防災アウトドア入門」【5】 [PDFファイル/1.04MB]
第6回 成果発表会
12月10日、今年度の通常教室最終回として、成果発表会を開催。
これまでの授業で学んだ成果を受講生が発表しました。
授業内容について、詳しくはレポートをご覧ください!
成果品のご紹介
教室1「自分のまちが好きになる アニメーターと行く、御畳瀬でロケハン!」の授業のなかで、受講生の作品集「~自分のまちが好きになる~御畳瀬でロケハン!」ができました!
「ロケハン」の面白さが伝わる一冊です。ぜひご覧ください!
オープンスクール(終了しました)
令和4年度の地域おこし学校「こうちみませ楽舎」受講生募集に先立ち、気軽に体験できる「オープンスクール」を開催しました。
※詳細はこちらをご覧ください。 オープンスクールチラシ [PDFファイル/1.25MB]
開催日時
令和4年6月4日(土曜日) 午前9時30分~正午まで
場所
旧御畳瀬小学校体育館(高知市長浜209番地) ※駐車場有
内容
1 こうちみませ楽舎の振り返り
これまでの「こうちみませ楽舎」の活動を、映像や解説によりご紹介しました。
2 トークセッション(1) 「地域の資源を活かす!」
県内外で活躍する3名のパネリストを招き、地域に眠る資源を有効活用するための考え方を探りました。
パネリスト 吉冨 慎作さん(NPO法人 土佐山アカデミー 事務局長)
高橋 大海さん(Ocean Leather代表)
吉弘 拓生さん(一般財団法人 地域活性化センター 室長)
パネリスト |
NPO法人土佐山アカデミー事務局長 吉冨 慎作さん |
Ocean Leather代表 高橋 大海さん
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一般財団法人地域活性化センター 室長 吉弘 拓生さん |
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プロフィール | 土佐山地域で、地域課題を資源に変えることを実践。資源の使いみち、アイデア実現を提案! | フィッシュレザーを制作。環境に配慮した、新しい価値を産生。地域資源を活かした活動に注目が集まる! | 全国の様々な地域の活性化に関わる。スーパー公務員として、地域を主役にしたまちづくりに奔走! |
※吉冨慎作さんと吉弘拓生さんの対談を、長浜・御畳瀬・浦戸地域限定広報「新・里海かわら版」で特集しています。こちらもぜひご覧ください。
新・里海かわら版 Vol.6(令和4年6月発行) [PDFファイル/4.59MB]
3 トークセッション(2) 「こうちみませ楽舎のこれまでとこれから」
こうちみませ楽舎のこれまでの取組の振り返りと、今年度の授業についてお話しました。
こうちみませ楽舎 オープンスクールの様子
6月4日、こうちみませ楽舎オープンスクールを開催しました。
当日は会場とZoomを合わせて44人の方が来場。普段は静かな校舎が、人々でにぎわいました。
トークセッション(1)「地域の資源を活かす!」
吉冨慎作さん/高橋大海さん/吉弘拓生さんの3名が、「地域の資源を活かす!」をテーマにセッション。高橋さん制作の魚の皮を加工してできた、牛革ならぬ「魚革=フィッシュレザー」の現物に、参加者も興味深々。
どうすれば地域の資源を活かし、課題解決に繋げられるのか尋ねると、「まずは上手くいっている事例をまねてみる」「いろいろな役割を持った人たちが集まってみんなでやる」などの意見が。実際に行動している方たちの言葉だからこそ、胸に響くヒントですね。
トークセッションの内容は、昨年度講師を務めた高橋萌瑛さんによりグラフィックレコーディングでその場でビジュアル化!
作品は、旧御畳瀬小学校校舎に飾りますので、みなさん機会があれば見に来てくださいね。
トークセッション(2)「こうちみませ楽舎のこれまでとこれから」
令和2年度から開催してきたこうちみませ楽舎。「これまで」の活動を振り返り、「これから」を考えました。
こうちみませ楽舎がいずれ、過去の受講生や地域住民の方が「先生」になって、地域をフィールドにみんなが教え、学び合える場所になっていければ…という将来を描くセッションとなりました。
今年度始まる「プレミアムクラス(7月開始)」と「通常教室(10月開始)」を、そのきっかけにしていきたいですね。
ますます多くの方が、気軽に地域へ関わる場所になれるよう、こうちみませ楽舎は今年度も開校します。
これまでのこうちみませ楽舎について
令和2・3年度に開校した様子を、下のリンクからご覧いただけます。
令和2(2020)年度の内容はこちら
令和3(2021)年度の内容はこちら
御畳瀬小学校は、明治10(1877)年、現在の御畳瀬ふれあいセンターの位置に簡易小学校として誕生。漁業が盛んであった昭和30年代には300人を超える児童が在籍していました。しかし、一次産業の衰退とともに若い世代が激減し、児童数も減り続け、平成23(2011)年度には全校児童は9人に。御畳瀬村時代から135年間、地域の子どもたちを温かく見守り続けてきた御畳瀬小学校は、平成24(2012)年3月に、惜しまれながらその長い歴史に幕を閉じました。