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自主防災組織の主な活動内容

自主防災組織の活動の手引き・自主防災活動事例集

 自主防災組織の活動は,その地域や想定される被害などに応じて様々です。自主防災組織の加入者の方々による話し合いによって,内容や方法を決定していきます。

 地域防災推進課では,自主防災組織の活動内容を考える際の参考にしていただくために,「自主防災組織 防災活動の手引き」を作成しています。活動のご相談や講師派遣依頼も受け付けていますので,ぜひご活用ください。

 自主防災組織 防災活動の手引き [PDFファイル/3.05MB]

 高知県が作成している「自主防災活動事例集」もご活用ください。

 自主防災活動事例集(令和3年3月改訂)


 また,多くの組織で実施されている活動のうち,自主防災組織防災マップの作成と,防災訓練 についてここで紹介します。

 「防災の基本は,まず自分の地域をよく知ること」といわれています。
 活動区域内での防災面の課題や役に立つ情報を皆さんで共有し合い,それを具体的に示したものが,自主防災組織における防災マップです。

防災マップの作成手順

1 地図をみんなで見てみましょう
 
まずは,地域の皆さんで地図を囲んでいろいろと話をしてみましょう。「ここの山は斜面が急やき,土砂災害に注意が必要やねえ。」「このあたりは○年前の大雨の時足首くらいまで水につかっちょったよ。」「この道の南側はブロック塀がずっとあるき,地震の時には通られん。」「火事の時に使える消火栓やホースはどこにあるろうか?」こんな会話を実際に地図に印をつけたりしながらしていくと,防災マップの第一段階の図が出来上がります。
 ※この先進事例として,Dig(Disaster Imagination Game)という手法があります。もしも可能であれば,下記を参考に実施してみてください。
 Digについての詳細
2 地図を持って町を歩いてみましょう(まち歩き)
 
できた地図を持って,町を歩いてみましょう。地図で見るのと実際に見るのとでは全く違う印象を受けるかも知れません。このまち歩きで気づいたことなどを発表しあって,さらに地図の内容を充実させましょう。
 ※1と2の順番はどちらが先でもかまいません。
3 付加情報の追加
 緊急時に知っておくべき消防署や警察,市役所などの連絡先,あるいは自主防災組織の役員の連絡先や,普段から知っておくべき防災についての豆知識など,各々の地域で加えた方が良いと思われる情報を地図の枠外に追加するのも効果的です。
 ※個人情報等を掲載する場合は,必ず事前に本人への確認をお願いします。
4 配布
 
上記の過程で出来た防災マップの情報は,自主防災組織に加入する皆さんで共有すべき大切な情報です。加入世帯各戸に行き渡るように,印刷して配布しましょう。

 

 

◎防災訓練◎

 いざという時に自主防災組織が円滑な防災活動を行うためには,災害時を想定した実地訓練を行う事が非常に有効です。訓練と一口にいってもその内容は様々ですので,地域の皆さんで話し合い,地域の特徴に合わせて検討しましょう。ここでは一部の事例をお伝えします。
 また,消防局による職員派遣も行っておりますので,消防職員の指導を受けながら,より効果的な訓練を行う事も可能です。消防職員派遣に関する申し込み等については,下記消防局ホームページをご覧ください。
 自主防災組織・町内会等による防災訓練等についてはこちら(消防局ホームページ)

初期消火訓練

 特に住宅密集地においては,地域全体に火災の被害が広がらないように,火災の初期段階で各戸で消火する活動(初期消火活動)が大変重要となります。大規模災害の際には,消防車が到着できない可能性もあります。このような際でも火災から地域を守る事ができるよう,訓練をしておきましょう。ここでは,初期消火に必要な消火器,消火栓等の使い方についてお知らせします。
 消火器の使い方
 ホースボックス(消火栓格納箱)の使い方
 バケツリレーの方法

避難訓練

 大規模災害発生時は,自動車や公共交通機関など,通常用いている交通手段を用いる事ができなくなる可能性があります。そのような際には,徒歩等で避難場所まで避難することになります。実際にどのくらいの時間がかかるのか,途中に危険な箇所はないか,そして,肉体的な疲れはどの程度になるのか。これらを確認するために,避難訓練は重要となります。近所の方と声をかけあって,効率よく避難できるように訓練しましょう。また、災害はいつ起こるかわかりません。夜間や雨天など、状況を変えて実施することも必要です。
 また,お年寄りやお体の不自由な方の居場所を事前確認して,避難の手助けができるような体制を作っている自主防災組織もあります。地域全体を災害から守れるよう,協力しあいましょう。

炊き出し訓練

 災害から一時的に身を守っても,自宅に戻る事が難しい場合などは,避難場所でしばらく共同生活をしなければなりません。限られた資機材,材料の中でも温かい食事をとる事ができるよう,協力して炊き出しを行ってみましょう。

救急救命訓練

 いざという時に,傷病者の生命を守る事ができるよう,心肺蘇生等を行う訓練です。
 ※本訓練は,高知市消防局の指導を受けて実施するのが効果的です。 詳しくは下記高知市消防局警防課のページ「救命講習のご案内」をごらんください。
 消防局警防課ホームページへ

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